「人参」と一口にいっても種類が様々あります。
私たちが一般的に食べている人参も
身体によい成分を含んでいますが、
人参エキスによってさらに効果を
高める人参があるとのことで、
どの様な違いがあるか気になりますよね。
今回は人参の効能について調べてまとめてみました!
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一般的な人参の栄養や効能とは?
私たちがスーパーなどで
購入し食べている一般的な人参の栄養で
最も多い含有量を誇るのは「ベータカロテン」です!
緑黄色野菜の仲間で、
野菜の中でトップクラスの含有量を誇り、
抗がん作用や免疫力を上げる効果があります。
また、体内ではビタミンAに変換することで、
粘膜や目の健康、髪や皮膚の健康を助け、
特に喉や肺といった呼吸器系を丈夫にして、
風邪予防などに有効的だとされています。
食物繊維も豊かで
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と共に含んでいるので、
デトックス効果や便秘解消を穏やかにしてくれます。
古くは人参をすりおろした汁を飲めば下痢止めになる!
と民間療法で使われていたそうですよ!
食べ過ぎる事で特別害になるものはありませんが、
ビタミンCを破壊してしまう酵素を持っていて、
この酵素の働きを抑えるには酢を合わせて食べると
破壊してしまう働きを減らす事ができます。
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田七人参にはどんな効能や効果があるの?
漢方薬などで見られる「田七人参」
中国の薬学の文献で約500年以上も前より登場し、
血液の循環や痛み止め、内臓の出血を止める!
・・・といった働きを持っています。
副作用もなく穏やかに作用することで
古くの薬として非常に役立てられていました。
「田七人参」の優れた作用の成分として
サポニンを含んでいて、直接血液に働きかけることで
血液の浄化により肝臓などの働きもよくなるといいます。
サポニンも種類がありますが、
田七人参に含まれている
「パナキサトリオール」というサポニンの1つは、
糖を吸収を抑えて高血糖を抑制するといいます。
それにより高血圧やダイエットなどにも
役立てる事ができると言えます。
サプリメントなどもありますので、
チェックしてみてはいかがでしょうか?
高麗人参の効能にはどんな効果があるの?
「高麗人参」も古くより
中国で使われて来た漢方薬の1つです。
田七人参よりも歴史は古く、
2000年ほど昔の医学書にも登場し、
万能薬であると秦の始皇帝の愛用品だった様です。
日本では徳川家康が愛用していたという
文献に記録が残っているようです。
高麗人参はそれこそ人参とされていますが
一般的な人参とは全く違う物です。
人参はセリ科ですが
高麗人参と田七人参はウコギ科です。
高麗人参の働きは田七人参とは異なり、
副交感神経の緊張を和らげる事で
自律神経のバランスを正常化させて、低血圧の改善や
赤血球などを増やす働きから貧血症に効果があります。
また、血液の循環や動脈硬化・血栓予防、
更年期障害の緩和や糖尿病予防、風邪予防などがあります。
さらに生殖機能を高めるといった働きもあるので、
冷えなどが通年ある様な方は「高麗人参」が合いそうです。