寒くなってくると肌が粉を吹いた様に、
触れるとポロポロとカスの様なものが落ちる・・・
乾燥肌でもないのに、なぜ?
って事があります。
肌にどんな事が起きているのでしょうか?
粉吹き肌の原因や対策について解説します。
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顔や足の粉吹き肌の原因は?
空気が冷たく乾燥する秋頃から、
粉吹きが起きて来ると思います。
粉吹き肌の原因には、
「内面的原因」と「外的原因」の2つがあります。
粉吹き肌でポロポロと落ちるのは「角質層」で、
そのまま症状が進むと肌がひび割れたり、
めくれた状態となります。
「角質層」はウィルス、細菌、紫外線、
異物や刺激といったものの侵入を防いだり、
身体の水分の蒸発を防ぐ働きがあります。
粉吹き肌の内面的原因とは?
”血行不良”により細胞が弱くなり
保湿機能を失うことで乾燥が起こるものや、
偏った食生活を続けることで”栄養不足”により
新しく生まれる細胞に栄養が行き渡らず、
肌が乾燥するといったことがあげられます。
角質層も正常に働かず
いわゆる「ターンオーバー」ができずに
肌トラブルが起きてしまうのです。
他には”老化”
新陳代謝が低下することでも肌は乾燥します。
粉吹き肌の外的要因とは?
”洗いすぎ”により角質層を傷つけたり、
必要な皮脂まで洗い流し過ぎて
乾燥を招いてしまうことがあります。
足や腕など皮脂が少ない部分に関しては、
ナイロンタオルなどで”擦り過ぎ”ていることが
原因となっていることもあります。
他にも、”冷暖房”は著しく肌を乾燥させます。
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粉吹き肌の対策にはワセリンやクリームがいい?
肌の粉吹きを抑える対策、
起こさせない対策は一時しのぎでは難しい様です。
栄養不足などは生活習慣から改善し、
バランスのとれた食事をし
たっぷりと睡眠をとることも必要です。
使用する石けん類なども
アルカリ性から弱酸性のものに変え、
石けんを泡をたてて撫でる様に洗い、
肌を傷をつけない様に気をつけます。
また、お風呂あがりや顔を洗った後は、
乾燥する前にクリームなどで保湿をしましょう。
その際に、完全に拭ききるのではなく、
肌に多少水分が残った状態で塗る事がポイント!
足などであればワセリンなどを使ってみてもよいでしょう。
粉吹き肌の治し方!改善方法は?
まず保湿が必要である事は鉄則として、
身体の「冷え」から起きている事も多いので、
食生活の改善をはかりましょう。
青魚や緑黄色野菜を中心に、
適度に動物性タンパク質も摂り、
身体を温める生姜やネギ、にんにく等を
積極的に料理に取り入れるのが効果的です。
暖房器具は適温に保つ様にし、
使用する際は必ず加湿も行いましょう。
加湿は風邪予防にもなります。
手や足、すねはマッサージを行い、
血流をよくすることも大切です。
ポロポロと角質が剥がれるのは
気になるところですが、無理に剥がしてはいけません!
保湿性の高い化粧水などを付けて抑えてみてください。