お正月のおせちに入れる昆布巻き。
おせちではなくてもお弁当のおかずに
ちょっと添えるなどにもよいおかずの1つ。
忙しくなる年末前に作っておきたいけれど
作り方がいまいちわからない!
そんな方に今回は昆布巻きの作り方をご紹介します!!
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おせちに入れる昆布巻きの中身は?ニシン?鮭?
おせち料理に盛りつける料理は、
全てが縁起物です。
その中の1つである昆布巻きにも
きちんと縁起物の意味があります。
昆布は「よろこぶ=よろこんぶ」という語呂合わせと、
子生婦(こんぶ)と文字での語呂合わせと二通りの意味があり、
家族の幸せや子孫繁栄を願う意味があります。
そんな縁起の良い昆布ですが中に何を巻くか?
一般的に
ニシン・鮭・たらこが主になっています。
ニシンも「二親」という事でやはり子孫繁栄、
その卵の数の子にも子宝などの意味を持ちます。
現代では特にこだわりなく、
ごぼうや鶏肉を巻いて煮たものも一般的になっています。
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ニシンの昆布巻きの作り方!
では昆布巻きのレシピをご紹介。
まず昆布の選び方ですが、
出汁用・煮物用(早煮用)とがあり、
なんでもよいわけではありません。
繊維質の柔らかい昆布を選ぶ事!
・日高昆布
・長昆布
・厚葉昆布
これらは煮ると柔らかくなる昆布です。
・身欠きニシン…3本
・早煮昆布…1と1/2から2枚(35cm程度)
・かんぴょう…適量(結ぶ為に必要。湯で戻しておく)
・しょうがの千切り…1欠け分
煮汁
昆布の戻し汁…120ml
醤油・みりん・酒…大さじ2と2/3程度(全て同量)
1.身欠きニシンは頭を切り取り1~2回茹でこぼしをして、
余分な脂を抜いて米のとぎ汁に1日漬けて柔らかく戻す。
戻ったらぬるま湯で洗い、
縦に切って腹骨を丁寧に毛抜きで抜きます。
2.昆布を熱湯に浸けて十分に戻した後、
濡れた布巾でぬめりを取ります。
昆布の幅に切ったニシンを
芯にキツく巻いてかんぴょうで結びます。
3.鍋にきつめに並べてしょうがと
煮汁の材料を加えて火にかけます。
煮立って来たら落とし蓋をして45~1時間。
汁気が少なくなったら湯を足し、
ニシンが柔らかくなったら火をとめて一晩おきます。
子供にもおすすめ!美味しい昆布巻きの作り方
ニシンや鮭、たらこやごぼうでも十分美味しいですが、
お子様向けに中身を変えた美味しい昆布巻きもあります。
中身を鶏胸肉や鶏ひき肉のつくね餡を巻いてみたり、
豚肉、ベーコンなどで作られるご家庭もあります!
決まりはないのでオリジナリティを加えた
昆布巻きで楽しんでみるのはいかがでしょうか?
我が家では塩抜きして柔らかくした
棒鱈を巻きこんで煮る事もあります!
ぜひお試しあれ。