きゅうりが空洞化する原因!食べられる?しないための方法

                         

夏が旬のきゅうり

時期になると安価で大量に買えたり、家庭菜園で育てている人も多く頂く機会も多い野菜ですよね。

 

いざ食べようと切ってみたら、中に空洞ができていて食べても大丈夫なのか心配した経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、きゅうりに空洞ができる原因と空洞のあるきゅうりを美味しく食べるレシピ、家庭菜園で育てる時に空洞化しない方法を紹介します。

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きゅうりに空洞ができる2つの原因

切ったきゅうりに空洞ができていると病気や虫が原因なのかと心配になりますが、これは生育中の生理現象によって起こる「空洞果」と言われるものです。

きゅうりが空洞果になる主な原因としては2つあります。

1つめは「水分不足」、2つめは「ホウ素不足」が挙げられます

 

それでは、原因を1つずつ見ていきましょう。

きゅうりの空洞果の原因①「水分不足」

きゅうりに空洞ができてしまう主な原因が、水分不足によるものだと言われています。

実はきゅうりの水分含有率は約95%であり、生育中の水分はとても重要です。

 

そのため、キュウリの根っこが傷んでいたり少ないせいで水分をうまく吸い上げられなかったり、乾燥して土中の水分が少ないと空洞果となってしまいます。

夏野菜であるきゅうりは、気温が高い時期に育てるため土が過乾燥しやすく、逆に涼しいため水やりを減らすことで過乾燥を招くこともあります。

きゅうりの空洞果の原因②「ホウ素不足」

きゅうりに空洞ができてしまうもう1つの原因が、生育中のホウ素不足だと言われています。

夏場の家庭菜園でも人気のきゅうりは、1つの苗でたくさんの実を収穫できますが、たくさん実がなりすぎると全てに栄養が充分回らなくなってしまう事があります。

 

ホウ素にはきゅうり(だけでなく植物)の生育促進や、細胞分裂を補助する成分となり、これが不足してしまうときゅうりの組織がうまく育たず空洞果してしまいます。

以上2点がきゅうりの空洞果の原因であり、病気や傷みなどの心配はない生理現象になります。

きゅうりでアレルギーに!原因や症状、離乳食に使うときの注意点!

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きゅうりが空洞化しない方法は?家庭菜園できゅうりを育てる時のポイント

きゅうりの空洞は乾燥が原因なので食べることはできます

しかし、きゅうり独特のみずみずしさなどはなくなってしまいます

家庭菜園で育てる際、きゅうりを空洞化しないためには水やりだけでなく、肥料と酸度にも注意する必要があります。

 

まず空洞果の主な原因は水不足なため、適切な水やりというのがとても重要です。

夏場は暑い日が続くためは土が乾燥しやすくなりますが、見落としがちなのが涼しい時の乾燥です。

そして仮に毎日、朝と夕に水やりをしていたとしても、そのやり方が間違っていると水不足を招いてしまいます。

土の表面を濡らすだけでなく、土の中までしっかり濡れているくらいに水をあげるのがポイントであり、生育中に土が硬くなってきたら水が染みやすくなるよう、支柱などで何か所が穴を開けるようにしましょう。

きゅうりの育て方!支柱や摘心を行うタイミングやポイント

 

 

そしてもう1つの原因であるホウ素不足は、土の酸度と関係があります。

雨の多い日本では土は酸性に傾きやすいと言われていますが、周囲の環境や育て方によっては土がアルカリ性に傾いていることがあります。

 

ホウ素はアルカリ性の土ではうまく吸収されないため、実きゅうりを育てる時の土がアルカリ性に傾いているとホウ素不足を招くことがあります。

土壌酸度計などを使わないと正確な酸度はわかりにくいですが、適切な水やりをして追肥をしているにも関わらず空洞果になってしまう場合は、土自体に問題があるかもしれません。

きゅうりの種類はどれくらい?変わった品種や家庭菜園におすすめは?

 

下記動画では、きゅうりの追肥と水やりの仕方が紹介されています。

家庭菜園できゅうりを育てる際に参考にしている方も多い動画のようです。

今までうまくできなかったという方や、今年はきゅうりに挑戦してみたいという方、ぜひ参考にしてみてください。

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空洞のあるきゅうりを美味しく食べるレシピ

空洞のあるきゅうりの欠点は、穴が開いているという見た目と水分が抜けてしまっているというパサつき感です。

病気などが原因ではなく食べても問題がないので、これらの欠点を補うレシピで美味しくきゅうりを消費してみてはいかがでしょうか。

 

たたききゅうり

  1. ポリ袋に板摺したきゅうり(2本)を入れ、めんぼうなどで軽くたたきます。
  2. 食べやすい大きさにたたいたら、ゴマ油(大2)・醤油・酢(各大1)・砂糖・ごま(各小1)を入れ、もんだら完成です。
    ※お好みでラー油をかけて食べても美味しいです。

きゅうりの浅漬け

  1. きゅうり(1/2本~1本)は拍子切りに、しょうが(お好みで)は細切りまたは薄切りにしておきます。
  2. 深めの容器に①を入れ、水(200ml)・塩(小2弱)・砂糖(小11/2)を加え軽くまぜ、味見をして塩味が強い場合は少し水を足します。
  3. 冷蔵庫で30分~1時間程度寝かしたら完成です。
    ※浅漬けのため、2日~3日程度で食べきりましょう。

きゅうりのナムル

  1. きゅうり(1本)を斜め切りや乱切りなど、好きな形に切ります。
  2. ボウルにゴマ油(大1)・鶏がらスープの素(小11/2)・ニンニクチューブ(1cm程)・白ごま(小1)を合わせておき、①を入れよく絡め合わせます。
  3. 時々混ぜながら30分程度置き、きゅうりの水分が出てきたら完成です。

 

空洞のあるきゅうりをそのまま食べるのは、少し難があるかもしれません。

しかし外観などの見た目では空洞果かどうかの判断は難しいため、切ってみてわかることがほとんどです。

もしも空洞果であっても、ひと手間加えることで美味しく食べることができますので、ぜひ今回紹介したレシピで消費してみてください。

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