ご自宅でエビを調理をする際に気になるのが、エビ独特の臭みではないでしょうか?
せっかく美味しいエビ料理も、臭みがあったら少し残念ですよね。
そこで今回は、エビの臭みを取る方法と臭みの原因と合わせて紹介します。
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エビの臭みの原因は?
大好きな人も多いエビですが、家庭で調理する際あの独特のエビの臭みに困ることはないでしょうか?
エビの臭みは、消化器官である背ワタや表面に付着している細菌が原因で発せられます。
もちろん細菌は他の海産物にも付着しますが、エビは可食部にも細菌がつきやすい構造をしており、独特の磯臭さが気になることがあります。
またエビの背ワタは取り除かなくても体に影響はありませんが、食感が落ちることや消化器官のため砂やエサとして食べた物が残っていることがあります。
そのため臭みは気にならないという方も、処理をすることでより美味しく安全にエビを食べることができます。
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調理別!エビの臭みを取る方法
まずは、臭みの原因となる背ワタを取り除きます。
下記動画では、殻付きの場合と背開きでの背ワタのとり方が紹介されています。
ぜひ参考にしてみてください。
背ワタを取り除いたら、次は表面の汚れを取り除き臭みをとっていきます。
殻・尻尾などを全部むいてエビを使う時におすすめ臭みの取り方は酒と片栗粉
臭み取りに使うのは、粒子が細かい「片栗粉」と臭み取りの定番「酒」です。
エビ10尾をボウルに入れ、片栗粉(大1)と酒(大1)を振り入れ、手で揉みます。
そうすると、エビから細菌などの汚れが落ち白い水がグレーに変わるので、十分に揉み込んだら流水で洗います。
片栗粉がキレイに落ちたら、臭み取り完了です。
また、酒を塩に変える臭み取りの方法もあります。
塩(小1)を振りエビに粘りが出るまで揉み込み、片栗粉(大1)と水(大2)を加えてよく揉みます。
汚れがとれたら流水で片栗粉を洗い流し、キレイになったら完了です。
この方法では、エビの臭み成分を水分とともに排出してくれます。
塩を使い水分を出すことで、エビの身が締まりプリプリの食感にすることができます。
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殻付きエビを使う時におすすめの臭みの取り方
エビの殻をむいた臭み取り方法ほど効果はないですが、殻付きでエビを調理したい場合は揉み込むことが難しいため、塩水でよくすすいで洗いましょう。
舐めたらしょっぱいくらいの3%程度の海水に近い食塩水を作り、殻で手を傷つけないよう気を付けながらエビをよく洗います。
回数や時間などの決まりはないのでお好みでよく洗い、真水ですすいだら臭み取りの完了です。
エビを洋食に使う時におすすめの臭みの取り方
グラタンなどの洋食でエビを使いたい場合は、牛乳に30分程度エビを浸けて臭みをとるのもおすすめです。
他にも片栗粉(大1)と塩(1つまみ)で揉んだエビを、白ワインに10分程度浸け水で洗い流し、レモン汁を振りかけて臭みをとる方法もあります。
ひと手間にはなりますが、より美味しいエビ料理を作るため、調理方法や用途に合わせてエビの臭み取りをしましょう。
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冷凍むきエビの臭みを取る方法
有頭エビや殻付きのエビを買うと下処理など手間がかかってしまうため、手軽に使える冷凍のむきエビを使うという方も多いのではないでしょうか?
殻をむいたり背ワタを取り除く必要はなくなりますが、やはり臭みが気になることがありますよね。
そこでこの項目では、冷凍むきエビの臭みを取る方法を紹介します。
- 水を入れたボウルに冷凍むきエビ(100g程度)を入れ、水を数回かえながら解凍します。
触ってみて、エビが柔らかくなったら解凍完了です。 - 片栗粉(大2)と酒(大1)を入れ全体をよく混ぜたら、5分程度浸けておきます。
浸けることで汚れが落ち、液体がグレーに変わります。 - 流水でエビをよく洗い、片栗粉がキレイに落ちたらキッチンペーパーで水分を拭き取り完了です。
3ステップのひと手間で臭みがとれ、料理がより美味しく作れます。
もしもこの方法で臭みをとってもニオイが気になる場合は、塩コショウや酒を振り入れるなどして調理をしてみてください。