気持ちがよくてついつい長湯をしたところ、
湯当たりしてしまった!
・・・なんてことがありますよね?
特に温泉はせっかくだしじっくりと入りたいもの。
しかし、途中で気分が悪くなったり、
家に帰ってから体調が悪くなることも・・・
”湯にあたる”ってどんなこと?
今回は湯あたりについて!
症状や対処法など合わせて解説します。
Sponsored Links
湯あたりとはどんな意味?その原因や症状・対策は?
湯あたりとは、一般的には
「のぼせ」や「ほてり」などを含めていい、
温泉浴を繰り返しているうちに
身体のだるさや眠さ、食欲不振、
発熱・立ちくらみなどを引き起こします。
湯あたりになる原因は、
高い温度の湯に浸かった場合に起こり、
心臓や循環器に負担をかけることで起こります。
心臓などに負担をかけない温度とは、
38~40度が最適であるといいます。
また、持病を持っている方や体調が優れない場合、
低血圧、熱射病や日射病、バセドウ病、
自律神経失調症、更年期障害、多血症
といった方は湯当たりしやすいとされています。
他にも、食後や運動直後などでも
引きお起こしやすいので注意しましょう。
対策としては入浴の際には
徐々に温度にならすこと!
いきなり湯に入る事は無いと思いますが
まずは充分にかけ湯を行い、
足湯から徐々に全身浴へと
ゆっくりと入浴をすすめましょう。
Sponsored Links
子供も湯当たりするの?嘔吐、腹痛、貧血で倒れることも!?
子供でも湯当たりをします。
大人で適温である38~40度であっても引き起こし、
お風呂からあがってから嘔吐や腹痛、
貧血で倒れるといったことがあります。
倒れても呼吸があり、しばらく安静に
寝かせて顔色が戻った様であれば
湯当たりであるといえますが、
身体をこわばらせて倒れるといった場合などは、
ひきつけを起こしている事もあります。
ひきつけは泣いた後や、
お風呂等でも起こすことがあります。
呼吸が一瞬止まり身体の筋肉が痙攣をおこすので
その際には大きな声で名前を呼んだり、
ゆすったりはせず焦らず冷静になってください。
また、身体を押さえつける様なことをせず、
嘔吐しそうな場合には横に寝かせ
喉に詰まらせない様に注意します。
何分間痙攣が起きているのか?など
チェックし、救急で病院に出向く方がよいでしょう。
湯当たりの治し方は?
湯当たりをおこした場合ですが、
お湯につかることは中断し、
身体を拭いて可能であれば
座ったり横になって休みます。
温泉旅行で長期滞在であった場合は、
好転反応で起きている場合もあり、
1日安んで体調が戻ってから湯治を楽しみましょう。
それでも体調が優れない場合には、
泉質と相性がよくない事もあります。
体調が優れない時などは
家庭のお風呂でも起こり、
同じくその日のお風呂は中断し、
水分補給などをして様子をみてみましょう。