痛風や高尿酸血症など・・・
健康診断でひっかかると、食事制限などの
生活指導が入りかなり摂生しないといけません。
そこで気になるのが「プリン体」
この「プリン体」の多い食べ物、
逆に少ない食べ物などについてまとめてみました。
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プリン体の多い食べ物は?
プリン体の摂取が制限されている方や、
控えなければならない方は、
「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」によって
1日の目安量をチェックします。
実際治療される方は
「1日400mg」を目安としています。
プリン体は全ての食品に含まれており、
特に魚・肉・内臓類
といったものに多く含まれています。
また、プリン体は水溶性であるため、
肉・魚から出る出汁にも多いです。
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プリン体の少ない食品は?納豆やビールは少ない!?
食品中のプリン体含有量として、
200~300mg・・・多い
50~100mg・・・少ない
50mg以下・・・極めて少ない
といった規定があります。
例えば「納豆」は100g中113.9mg含み、
1パックにすると40g程度で45.6mgになります。
醤油を少しと卵はプリン体を含まないので
入れて食べることもできます。
また、プリン体が多いとされている「ビール」ですが、
缶ビール1本350mlを23本ほどで
プリン体400mgの摂取量といわれています。
つまり缶ビールに含まれているプリン体は、
350mlで約17mgと、実は極めて少ないのです!
ビールにプリン体が多いのではなく、
ビールに合うつまみや食品にプリン体が多く、
それにより痛風などによくないということです。
なお、一番低いのは「焼酎」でプリン体を含みません。
プリン体の少ない食べ物として、
ほうれん草・・・51mg
カリフラワー・・・57mg
ブロッコリー・・・70mg
舞茸・・・99mg
豚バラ・・・76mg
牛バラ・・・77mg
焼肉などは100g以上食べてしまうともなれば
すぐにプリン体の摂取量オーバーとなってしまいます。
プリン体を気にする方にはヨーグルトがおすすめ?
乳製品は腎臓から尿酸を排泄するのを速めるとされる
「ラクトアルブミン」という成分を含んでいて、
体内にプリン体を吸収させにくく
尿酸値を低下させるといいます。
乳製品にはプリン体含有量が低く、
痛風などの予防に利用される事も多い食材です。
さらには機能性ヨーグルトとしてプリン体に着目した
「PA-3(明治プロビオ)」というのがあります。
飲むタイミングとしては菌を活かすため、
胃酸の薄まる食後がおすすめです。
ヨーグルトには整腸作用があり、
1日100g以上摂るとよいとしているので、
PA-3においても100g程度!
ドリンクタイプだと1本112mlであるため
1日1本飲むとよいでしょう。
薬ではないので2本飲んでも問題はありません。