今では年間行事になった「母の日」
この発祥はアメリカであることをご存知ですか?
母を敬い感謝する日に贈る花は
カーネーションと決まっていますが、
なぜこの花なのか?
何も知らずに贈ってたりします。
そこで、今回は母の日とアメリカの繋がり、
由来などをご紹介したいと思います!
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アメリカから母の日が由来したのはいつ?
日本の「母の日」は
5月の第2日曜日ですがアメリカも同じです。
日本に母の日という習慣が入って来たのは大正時代!
キリスト教関係者・団体などが中心になり、
母の日を祝うことを提案したことで広まったそうです。
日本では昭和6年、当時の皇后である
「香淳皇后」の誕生日3月6日を母の日と定めました。
その後、菓子メーカーである森永が昭和12年5月8日に
「森永母の日大会」を開催しましたが、
戦後、アメリカにならって5月第二日曜日と定めました。
母の日の由来には諸説あり、
また他国では時期も異なります。
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母の日はアメリカのアンナ・ジャービスが由来してる?
母の日の由来には日本では
アメリカでの由来が関係していると言います。
アメリカでの母の日の由来には、
南北戦争終結後である1870年に
女性参政権運動家「ジュリア・ウォード・ハウ」が、
夫や子供を戦場に送り出す事を絶対拒否!
という運動を起こし
「母の日宣言(Mother’s Day Proclamation)」を
発した事に由来している様です。
彼女の言う母の日は、
南北戦争中に敵味方問わず負傷兵の衛生状態を
改善するために地域女性を結束させた!
・・・という「アン・ジャービス」という
女性の活動をヒントにしたそうです。
アンが亡くなった後2年後の1907年5月12日に、
アンの娘であるアンナ・ジャービスが母親をしのんで、
生前母が教師をしていた教会で記念会を催し、
白いカーネーションを贈った事が起源とされています。
その母を思う気持ちに賛同した人々により、
母の大切さを認識する為に1980年5月10日に
その教会で生徒と母親が集まり母の日を祝ったそうです。
その後、国で祝う事を提案したことで、
1914年にアメリカでは記念日と制定し、
5月第二日曜と定めたそうです。
アメリカでは母の日にカーネーションを贈ってない!?
日本では赤いカーネーションを
お母さんに贈る習慣があります。
アメリカの母の日では花を贈るのではなく、
アンナの母が生前好きだった
白いカーネーションを配ったのがきっかけであり、
アメリカで母の日を制定した当初では、
・母親が亡くなっている人は白いカーネーション
・母親が健在の場合には赤いカーネーション
これらを子供が胸に飾っているものでした。
日本ではそれが「母へ贈る」に変化した様です。
特に今ではカーネーションに限らず、
母親が好きな花や好きなお菓子を
一緒に贈る事がポピュラーになっています。