気を抜くとついだらりとしてしまう背中。
丸まってしまった背中は自信がなさそうで、
あまり見た目もよくありませんよね。
分かっていてもなかなか治すことができない猫背。
背筋をピンと伸ばして生活することができれば、
気持ちもシャキッと爽快に過ごせるかも!
今日からできる猫背の治し方をご紹介します。
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猫背にも種類がある!あなたはどの猫背のタイプ?
猫背・・・と聞くと
背中が丸まっている状態を誰もがイメージしますよね?
しかし、猫背と言っても種類があるのをご存知ですか?
自分の猫背のタイプを知ることは、
猫背を治す上でとても重要なんです。
猫背の種類は大きく3つあります。
1つ目は、
背中の中央部分だけが曲がっている猫背。
このタイプの猫背が最も多いとされ、
姿勢を維持するための筋肉が弱くなることが原因。
楽なのでついこの姿勢ばかりいると、
筋力がますます低下してしまいます。
2つ目は、骨盤前傾型猫背。
これは骨盤が通常よりも前傾しているため。
身体のバランスをとろうと首が前に出ることで、
猫背のようになった状態をいいます。
腰が反りすぎていることで、
腰痛まで引き起こすこともあります。
3つ目は、骨盤後傾型猫背。
前傾型の反対で、骨盤が後傾していることが原因の猫背。
最近増えているのが、この後傾型猫背。
お腹周りに肉がつきやすくなったり、
下腹が出るなど見た目に影響が大きく出てしまいます。
自分がどのタイプの猫背か?
そのチェック方法も知っておきましょう。
まず壁に踵・お尻・背中・肩・頭の順でつけていきます。
頭をつけて立っているのが窮屈に感じるなら猫背気味かも。
この時、壁と腰の間の隙間に
手の平が2枚分以上入るのなら前傾型の猫背。
反対に隙間がほとんどない場合は後傾型の猫背といえます。
猫背は種類によって治し方が異なります。
まずは、自分のタイプを知ることが猫背改善の第一歩です。
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タイプ別!猫背の治し方
では、タイプ別の治し方をご紹介していきます。
まずは一般的な猫背のタイプ。
このタイプは
・背骨の可動域の改善
・姿勢維持に使う筋肉の強化
・身体全面の筋肉の柔軟性
この3つがポイントになります。
背骨の可動域は、
運動不足などによりどんどん狭くなっていくもの。
ストレッチでほぐしておきましょう。
また猫背は背中の筋力の低下が原因。
無理のない範囲で鍛えることで猫背改善になります。
次に骨盤前傾型と後傾型の改善。
これらのタイプの猫背は、まず骨盤の位置を
正常に戻してから猫背の改善を行う必要があります。
骨盤が傾いたままで運動を行っても効果があまり得られません。
骨盤が正しい状態に戻った上で、
運動を行うので時間はかかりますが、
確実に治したいならまず骨盤矯正から行いましょう。
寝ながらできるものもあるので、
ちょっとした時間に取り入れてみてください。
骨盤の前傾・後傾が改善されたら、
先ほど紹介した猫背改善法を実践してみましょう。
今までなかなか治すことができなかった!
という方も効果を感じられるはずですよ。
猫背予防にもなる日頃気をつけるべきこと!
猫背は1日でなるわけでも、治るわけでもありません。
やはり日頃の生活や姿勢が大きく関わってきます。
最近増えている子供の猫背も
姿勢が悪い、長時間のゲームなどが原因。
成長段階で猫背になると成長して
大人になってから治そうと思ってもなかなか大変。
姿勢は見た目だけでなく
体型・集中力・運動能力などにも関わってきます。
日頃の姿勢には大人だけでなく、
子供も特に気をつけたいものです。
まず基本的なことですが、長時間のゲームやスマホ操作、
寝転んだ状態での読書などは控え、
背筋が伸びていることを意識しながら生活しましょう。
デスクワークなどは疲れによって
だんだん腰が曲がってきたり、首が前傾してきたりするもの。
30分~1時間に1回は立ち上がって
軽くストレッチや伸びなどをするようにしましょう。
またバッグをいつも同じ側で持っている、立っている時に
重心が左右どちらかに寄っていることも原因になります。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、
意識することが何よりも大切です。
運動や生活習慣だけでは改善が難しいという場合は、
整体院や猫背の矯正サポーターを使うのも良いです。
枕やマットレスなどの寝具を
自分に合ったものに変えるのも効果があります。
猫背は肩こりや頭痛、太りやすくなるなど
健康面で影響を及ぼすもの。
日々の運動や心がけで、
背筋のピンとした生き生きライフを手に入れましょう!