手が震えて文字が書きにくかったり、
飲み物が飲みにくいなんてことはありませんか?
常に手が震えたり、何か動作をする際に起こるなど
その震えが起きる状態にもよりますが、
真っ先に考えるのが「手が震える病気って何?」
手の震えが起こる病気とは?
そもそも震える原因とはなにか?
調べてまとめてみました。
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手が震える病気”パーキンソン病”が起こる原因は?
手が震える病気で
思い浮かぶものといえばパーキンソン病
手が震える原因は数多く、
なかなかはっきりしていない面も数多くあります。
その中の1つとして代表的なのが
この病気なのではないか?・・・と思います。
パーキンソン病は高齢者に多く発症しやすいですが、
40歳前にも発症する事もあり若年発症もありえます。
若いうちに発症する原因として、
家族にも多い場合もあり遺伝が係っている様です。
パーキンソン病の原因には、
大脳の下に位置している中脳の黒質部分の
ドーパミン神経細胞の減少と言われています。
このドーパミンが減少することによって、
運動や行動に支障をきたし
体の動きが悪くなったり震えを引き起こします。
座った時や歩いている時に手の震えが起こり、
手を動かすと振るえが緩和します。
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動悸や手の震えが起こる病気とは?
手の震えもあり、さらに動悸も伴うともなると、
これもまた不安要素になると思います。
手の震えと動悸であげられるものには、
・自律神経失調症
・甲状腺疾患
・更年期障害
・低血糖症
といったものがあげられています。
どれにあてはまるかは
病院で診てもらってからの診断になります。
更年期を迎える女性には、甲状腺や自律神経失調症など
似通った症状でとても心配になるかと思います。
しかし、若い年代でも更年期以外の病気は
発症する可能性があります。
長い期間、こうした症状が起きている場合には、
早く病院で原因究明をしたほうがよいでしょう。
甲状腺はホルモンを流す量を
一定に調節している器官です。
過不足を起こすと私たちの体は異常をきたし、
低血糖以外の症状には甲状腺が関係する場合があります。
なお、低血糖症においては、
糖質を一切摂らず過度なダイエットで引き起こしていたり、
逆に糖質の高いものを多く摂取し続けることで引き起こします。
若い人や老人に起こる手の震えの病気!その治療方法は?
手が震える原因に思い当たる病気もない場合、
多くは本能性振戦(ほんのうせいしんせん)が多い様です。
本能性振戦は原因不明で、日常生活に
影響がないものは特に心配はない様です。
また、高齢者でも原因がない場合には、
老人性振戦が考えられます。
震える度合いは個人差があり、軽度から重度とあります。
気になる様であれば、もちろん治療を行なう事も可能です。
治療としては交感神経を遮断する薬の内服
βブロッカーという薬で治療を行ないます。
高齢者や心臓疾患・喘息の方は他の治療法を必要とします。