おたふく風邪は、ウィルス性の病気です。
38~39℃の発熱が3~5日続き、
耳の下と顎の下が大きく腫れます
このおたふく風邪、
子供がかかるイメージですが
大人にかかることも!!
大人がおたふくになると大変です。
そこで今回は大人のおたふく予防接種に
ついていろいろとまとめてみました。
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大人のおたふく予防接種は必要?費用はどれくらい?
現在、日本ではおたふく風邪のワクチンは
任意接種となっており、
病院で行う場合には
5,000~8,000円程度の費用がかかります。
20年ほど前までは、定期接種として
行っていましたが、
現在は任意接種となっているので、
注意が必要です。
幼少期にかかることが大半ですが、
大人になってから発症すると
難聴やめまい、耳鳴りを伴い、
日常生活に支障をきたすことがあり、
より一層深刻な症状がでます。
日本では、年間43万~144万人が
発症しているおたふく風邪ですが、
2回接種を1989年から実施しているアメリカでは
全米で年間300人程度の発症しかしていません。
2006年には、アイオワを中心に
6000人程度の流行がありましたが、
1部の州でワクチンの3回接種を
行ったため、この流行は終息しました。
大人になってからのワクチン接種は、
抗体があるかを検査を調べたうえで
行うことが必要となります。
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大人のおたふく予防接種に副作用はないの?妊娠中でもできる?
おたふく風邪ワクチンは、
弱毒生ワクチンであり、
身体の中でワクチンウィルスが
増えることにより抗体ができます。
抗体はワクチン接種を
受けた90%前後の人にでき、
おたふく風邪に対する免疫は
ワクチン接種をしてから2週間後からできます。
おたふく風邪ワクチン接種後2~3週ごとに、
発熱、耳下腺腫れ、嘔吐、せき、鼻汁などの
症状があらわれることがあります。
これらの症状は通常、数日中に消失します。
接種3週間後に、発熱、頭痛、嘔吐などの
症状がみられる無菌性髄膜炎が数千人に1人程度、
接種数日後から3週間前後に
紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血などの症状が
みられる急性血小板減小性紫斑病が
100万人に1人程度の割合であらわれることがあります。
妊娠中の方については、
生ワクチン接種を行ってはいけませんので、
おたふくの予防接種をしないでください。
大人のおたふく予防接種で抗体や免疫はずっとつくもの?
おたふくに限らず、生ワクチンの接種で
100%を期待することには無理があります。
90%以上は免疫がつくと言われてますが、
おたふく風邪の合併症である
髄膜炎や難聴を考えた場合、
ワクチンを打つことが賢明であるといえます。