料理の添え物として使われる三つ葉。
香りがよくシャキっとした
歯ごたえが美味しいですよね。
特に和食には欠かせないものですが、
食べるとどんな栄養があるのかご存知でしょうか?
今回は添え物としてだけではなく、
和え物やサラダにしても美味しい三つ葉。
その栄養などについてご紹介したいと思います。
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三つ葉が持つ栄養や効能とは?風邪にいい?
私達が慣れ親しんでいる三つ葉は、
糸みつばと呼ばれるものです。
五訂日本食品標準成分表で見る
三つ葉の特化した栄養は、
・カロテン
・カリウム
他にビタミンやミネラルをほどよく含んでいます。
カロテンにおいては100g中3200μg。
野菜の中ではニラや小松菜と並ぶ含有量です。
カリウムは100g中500mg。
これもまた小松菜とニラ同様の量であり、
他にもアシタバやモロヘイヤなどとも同等です。
その効能は体内の余計な塩分を排出するため、
血圧が高めの方なら血圧を下げたり、
むくみ解消といった働きに期待が持てます。
他にも抗発ガン作用や動脈硬化予防、
髪や目、粘膜や皮膚の健康によい作用をします。
さらに特徴的な香り成分クリプトテーネンや
ミツバエンによって食欲促進や神経の安定など。
カロテンは喉や呼吸器の粘膜を守る作用があるため、
風邪予防にも一役買いそうです。
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三つ葉はダイエットにもいい?食べ過ぎると?
三つ葉が大好き!という方で、
家庭菜園で育てている方であれば、
食べ過ぎかも?と不安になる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
三つ葉は食べ過ぎの量というものは存在しません。
しかし、あまり加熱してしまうと
栄養成分や香りが抜けてしまいます。
そのため食べ方には工夫したい野菜です。
また、ダイエット中の食材として三つ葉は、
カロリーも1束量でわずか5kcal。
食べ過ぎて悪いものでもなく、
むしろダイエット中でイライラしがちな方には
その香りで心を落ちつかせる事が出来てよいのでは?とも。
ただ、食欲増進作用のある香りですが、
決して過食と結びつくものではありません。
胃の働きを正常化させる意味合いなので、
それほど心配するものではありません。
三つ葉は生で食べられる?妊婦の場合はアク抜きが必要?
三つ葉は生で食べる事ができるので、
サラダや生のまま和え物としていただくことができます。
添え物にする時にも仕上げに使えば
味も香りも損なわず楽しむことができます。
また、妊婦さんが注目する葉酸。
三つ葉には100g中64μg含んでいるので、
他の食材との組み合わせでよりよく摂取できます。
スーパーで販売している三つ葉は水耕栽培されているので
柔らかくアク抜きは必要ありません。
野生の三つ葉はアクが強く香りも高いのですが
茎部分の筋も強いため生食には適さないと言います。
その場合は1~2分ほど茹でてから
おひたしなどにすると食べやすくなります。