甘酸っぱく瑞々しく美味しいすもも
駄菓子屋さんに売っている
すもも漬けのイメージが強いですが
もちろん生で食べても美味しい果物です。
そんなすももの栄養、気になりませんか?
今回はすももの栄養についてご紹介したいと思います。
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すももの栄養価に含まれる効果とは?
すももは「酸い桃」という語源から名前がついた果物で、
桃に似た果肉であるものの酸味の強いものでした。
似た様な果物にプラムやプルーンがありますが、
これらも同様にすももの仲間であります。
夏に旬を迎えるすももの栄養は、
ペクチンという水溶性食物繊維が豊富で、
腸の働きを正して
便秘解消や肌荒れ予防といった働きを持っています。
他にもβカロテンやカリウム、葉酸、鉄分、
ビタミンB1やB2、リンといったミネラルも含んでいます。
ドライフルーツにして水分を飛ばした物の方が
少量で栄養価もグッと高くなります。
プラムやプルーンは西洋すももの仲間。
プルーンは主にプラムを
ドライフルーツにしたものを呼びます。
プルーンにも発酵をせずともドライフルーツになれる
プルーンプラムという品種がある様です。
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すももの栄養のは他にも効能がある!
すももは便秘解消や肌荒れ予防などの
他にも効能を持っています。
βカロテンによる働きとして、
体内に取り込まれるとビタミンAに変換されて、
目の健康、気管支粘膜を保護・丈夫にする働きがあります。
そしてカリウムは体内にある余分な塩分を排出し、
水分バランスを保つ働きがあり、
むくみ予防にと働いたり血圧を下げる働きにより
高血圧対策にもよい様です。
他に疲労回復や筋肉の痙攣を防ぐという働きもあるので
特に夏場の激しい運動や長時間の運動の際に
食べれば予防することが出来ます。
鉄分においてはドライフルーツにされた
プルーンの方が豊富に含んでおります。
紫色の皮にはアントシアニンが含まれます。
これには抗酸化作用の効果を持ち、
動脈硬化予防や老化予防といったものへ期待できます。
すもも漬けにすると栄養って変わるの?
すももといえば駄菓子屋さんで
酢漬けになったすもも漬けを思い出します。
真っ赤で見た目に身体には良さそうに思わないのですが、
子供の頃には食べていた記憶があり、
今でも見かける事があります。
小さなストローが付いて来ていたので
あの汁自体も楽しむものだと思っていましたが、
捨てて中身のすもも漬けだけ楽しむという方もいらっしゃいます。
甘味料にサッカリンNaを使用している事も多く
昔は発がん性について問われていました。
しかし、現状では使用量を
厚生労働省で定め使用を許可しています。
栄養というと難しいですが、
すももにあるクエン酸やリンゴ酸などといった酸の働きで
疲労回復などは多少期待してもよさそうです。