咳が長引くということは、
何か病気が隠れている事があります。
辛いだけではなく
重い病気の可能性もあるので
早めの診察が必要ですが、
どんな事が考えられるか?
咳が長引く原因や考えられる病気など
解説したいと思います。
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赤ちゃんや子供の咳が長引く原因は?熱はないときは?
赤ちゃんや子供の咳は、
発熱に続いて起こりやすい症状です。
何らかの異常があることを伝えているものなので、
「風邪がなかなか治らない」
・・・と安易にしていてはいけません。
咳には様々な種類がありますが、
軽めに「コン、コン」と乾いた咳であったり、
痰が絡む「ゴホンゴホン」といったものがあります。
3週間未満で落ち着くものが殆どですが、
それ以上続くとなると慢性であり
何か病気が潜んでいる事も。
赤ちゃんや子供で咳が出ている場合には、
鼻水が出ていたり痰が絡んだりしている事が多いので、
鼻水を吸引したり、水分を多めに摂って
痰を移動させやすくすると症状が軽くなることがあります。
多くは風邪ですが、肺炎であったり気管支炎、
熱がなく喘鳴が聞こえる様であれば
小児ぜんそくを疑います。
小児ぜんそくは3歳までに約80%発症するとされ、
カビやダニなどのアレルギーが原因です。
対処方法としてはアレルゲンを取り除く事が第一です。
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大人の咳が長引く場合はストレスから?微熱がある場合は?
大人も子供も咳が長引く原因は
細菌や免疫力低下などによる
風邪などが多いものですが、
中でも夏風邪は咳が長引く事が多く
なかなか治らないですよね。
夏風邪は喉の痛みや咳、
発熱や下痢といった症状ですが、
ストレスや疲労が蓄積すると体力が落ち、
免疫力が下がっている時に
ウィルスに抵抗できずに感染します。
咳を止める場合にはやはり咳止めが一番ですが、
続く様であれば「マイコプラズマ肺炎」も疑います。
また、同様に大人でもかかる「咳喘息」も要注意!
「ヒューヒュー」「ゼェゼェ」という
喘鳴がする様なら喘息で、
大人の喘息は最悪なケースに陥りやすく、
完治もなかなか難しいです。
喘息以外は、
風邪と誤診されることも多く症状が似ています。
1ヶ月以上咳が止まらない時は
早めの受診するようにしましょう。
咳が長引くのは肺がんの可能性もある!?
咳が長引く場合には「肺がん」も疑います。
最も死亡率の高いガンで特に男性に多い様です。
初期症状に咳が出る他、
息切れや胸痛、血痰、発熱といった症状があり、
8週間以上咳が続くとなると肺がんを含めた
なんらかの病気であることが多いです。
さらに多くのガンに共通する症状である
全身の倦怠感、食欲の低下、
急激な体重減少などもみられます。
こうした初期症状を紹介していますが、
多くは初期の段階では
何の症状も見られない事が多いので、
日頃から早期発見に向けた健診を受けるようにしましょう。