朝からなんとなく調子がよくなく
しばし立ちくらみを起こす

・・・といった事はありませんか？

公共の場などで倒れてしまったらと
不安になることもあると思います。

立ちくらみの対策や
食べ物での改善方法などご紹介したいと思います。

電車で立ちくらみが起きる原因は？吐き気や冷や汗も出るのは？

立ちくらみは急に座っていたところから

勢い良く立ち上がったり、
お風呂で長湯をした後に立ち上がったり、

電車の中などで起きる事が多く
20～30代女性に多くみられます。

原因は、低血圧による脳への血流不足。

血圧が低いために体の中でも一番高いところにある
脳へと血液を押し上げる事ができず

脳が酸素不足になることで立ちくらみを起こします。

大人の立ちくらみは『起立性低血圧』、
子供の立ちくらみは『起立性調節障害』といいます。

低血圧による立ちくらみ改善・予防に役立つ食べ物

また、吐き気や冷や汗、肩こりなどを
伴なう場合には自律神経失調症が疑われます。

極度の緊張やストレスなどにより自律神経の
バランスが崩れてしまう事が原因です。

時には動悸・緊張感・イラつきなどの症状もみられます。

そうともなると低血圧の症状と、
自律神経のバランスの改善を
並行して治療する必要があります。

サプリメントで立ちくらみ対策ができる！？

立ちくらみ対策として毎日の生活に
簡単に取り入れやすいのが「サプリメント」ですね。

例えば、血流促進にはビタミンEや、
血行・血液の量を増やすヘム鉄がおすすめです。

ビタミンEは美容目的で摂取されている方も多く、

実は血流促進とともに栄養素を体中に運ぶ事ができ、
さらにはコレステロール値を下げる働きもあります。

鉄は貧血予防にもよいものですが、
飲んだ後に吸収を妨げるタンニンを含む飲物は避け、

吸収を高めるビタミンCを一緒に
摂取することをおすすめします！

そうした飲み物を飲む事が少ない
眠る前などに摂取するのが効果的です。

立ちくらみ対策に効果的な食べ物や食事は？

サプリメントは手軽ではありますが、
あくまでも補助的役割と考え、

本来は毎日の食事から改善していくことがベストです。

まず、無理なダイエットは行わず、
血液の流れを良くし、量を増やす事がポイント！

ビタミンB12やビタミンEを多く含む主な食品に、
卵黄、ナッツ類、牡蠣、砂肝、レバー、ほうれん草などがあります。

先ほどもお話しましたが、例えば
鉄分＋ビタミンCの組み合わせであれば、

焼き鳥の砂肝やレバーにレモンをかけて
食べるといった方法にすると、吸収率がよくなります！

ほうれん草であればβカロテンも
せっかくなら一緒に摂りたいので、

バターやオリーブオイルで炒めると効率よく摂取できます。

ほうれん草の栄養！効率よく摂取する調理方法は？

また、血流を悪くする（体を冷やすもの）
砂糖や脂質、炭水化物の
過剰な摂取は控えるようにしましょう。

体を温めるネギ類やしょうが・にんにく、
ニラといった食材もおすすめです！

冷たいものよりも温かいものを
食べる様にしてくださいね！