成人祝いでお祝いをいただいたら、
何をお返ししようかと考えますよね。

お返しには手紙も添える事がマナーですが、
どんな文章を添えたら良いのか？
初めての事に色々と悩むと思います。

そう、これが「大人のマナー」で、

親任せにせず自身ももう大人の仲間入りしたので、
成人祝いのお返しについて知りましょう。

成人祝いお返しの金額の相場やのしの書き方、渡す時期は？

成人のお祝いは身内でのお祝いなので、
本来はお返ししなくてもよいものですが、

いただきっぱなしではなんとなく心苦しいですし、
きちんとしておいたほうが頂いた事への感謝と

「これからがんばります！」
という意思も伝わるということで

一般的にはお返しをされることが多いです。

お返しする品物の金額相場は、
いただいた金額の3分の1程度や半額とし、
相手に気を使わせないものでお返しします。

お返しで贈る品物には
紅白の蝶結びの水引の入ったのしを付けて

表書きには「内祝」
名前は成人した方の名前をフルネームで入れます。

贈ったりお渡しする時期ですが、

早からず遅からずの期間で成人式を終えてから、
2～3週間以内がベストとしています。

成人祝いのお返しの品物はどんなものがいい？会社から貰ったときは？

お返しする品物ですが、
相手の好みなどを熟知している場合は
記念に残るものでも喜ばれるでしょう。

好みや趣味がまったく解らない場合には
消えもの（お菓子や調味料・洗剤など）、

他にはブランドものの寝具やタオルセットなどの
実用性の高いものが無難です。

では、会社からお祝い金を
いただいた場合はどうでしょうか？

会社や組合名義でいただいた場合には

基本的にお返しは不要ですが、上司から個人的に
いただいた場合にはそうはいきません。

一般的な考えと同様で、
半返しか3分の1程度のものをお返ししますが、

例えば地方から出てきている場合であれば、

地元の名産品や銘菓の詰め合わせ、
地方ではない場合には、有名菓子店のお菓子の詰め合わせや、
一般的なコーヒーや紅茶の詰め合わせ

などでよいと言えます。

お渡しする際には必ず一筆添えて渡しましょう。

成人祝いのお返しに添える手紙に書く文章のマナー！

お祝い返しにはお礼状を添えますが、
メールではなくきちんと手紙にしたためましょう。

便箋かハガキ、
どちらかに手書きをし、お祝いの御礼と
成人になった感想と、今後の抱負などを述べて

今後もお付き合いいただく
お願いの言葉でしめると良いでしょう。

取り急ぎの場合には電話で！
連絡先がメールしか解らない・・・という相手の場合には、

「取り急ぎ、お礼申し上げます。
　後日改めてきちんとお礼申し上げます」

という言葉を添えるようにします。

手紙の文章の初めには
「時候の挨拶」というものを持ち入り、

例えば
「寒さ厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。」
などと始めます。

遠方の祖父母などへは
成人式で撮った写真を添えてもよいでしょう。