毎年11月15日前後の土日には、
神社や寺などで、
晴れ着姿の子供たちをよく見かける七五三。
七五三は基本的には身内の
お祝い事として子供の成長を祝うため、
親族から、お祝いを頂くことが多いです。
子供にとっては通過儀礼であり、
親族にとってはおめでたいこと。
しかし、両親にとって気になるのがお返し。
今回は七五三のお返しについてお伝えします。
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七五三のお返しはどうするの?
現在では、前後の土日に詣でたり、
11月では寒いの10月に執り行う地域もあるため、
日本全国が同一日に行うわけではありませんが、
一般的に毎年11月15日が七五三とされています。
七五三に間に合うよう、
10月中旬~11月15日より前に
お祝いを贈るのが一般的です。
基本的に、子供の成長を祝う場合は、
お返しは必要がないと言われています。
しかし、昨今では礼儀上、
お返しをする家庭が増えています。
身内のお祝いですので、
模範解答のように半返しをすると、
他人行儀のように思われてしまう
可能性もありますので、
お返しは3割~半分程度と
幅を持たせて考えるようにしましょう。
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七五さんのお返しを渡す時期や相場は?
お返しとしては、
・一緒に食事をする席を設ける方法
・内祝いの品を贈る方法
この2つが一般的です。
両親や親戚からお祝いを頂いた場合、
食事会や宴席を設けることがお返しとなります。
平均的に大人1人3000円程度の
コース料理やお膳をレストランなどと相談して
出してもらうようにすることが多いです。
お祝いで頂いた額が大きいのであれば、
普段行かないようなお店に
両親を招待すると喜ばれるでしょう。
食事会がある場合は、内祝いの品は不要です。
お祝いを頂いた両親や親戚が
遠方の場合は、内祝いの品を贈りますが、
子供の晴れ着の写真など、
記念になるようなものがいいです。
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友人や知人から頂いた場合も、
内祝いの品を贈ります。
頂いた金額や状況によって様々ですが、
額が少額であれば千歳飴や赤飯程度を。
ちゃんとお返しをしなければいけない
相手であれば、相手の性別や年齢などを
考慮してブランド物のお菓子やハンドタオルなどを。
ここでもやはり、頂いた額の
3割~半分程度が相場です。
一緒に食事をするにしても、
内祝いの品を贈るにしても、
お祝いを頂いてから
日が浅いうちにお返しをするのが適切です。
食事会の場合は、全員の都合を合わせるため、
早めに調整するようにしましょう。
七五三のお返しの「のし」、名前など書き方は?
紅白七本の蝶結びに
「内祝」とするのが一般的です。
「寿」や「七五三内祝」としても問題ありません。
のし下には、姓は入れずに
子供の名前を書きます。
子供自身が書いたメッセージや、
子供の写真などを添えると
より一層、記念としての印象が強くなります。
結婚式の披露宴並に大々的に七五三を
とり行う場合は、食事会の1人あたりの予算を
1万5千円ぐらいまで上げたり、
カタログギフトを引出物として
用意したりすることもあります。
両親からのアドバイスも参考に、
どのような七五三にしたいかを
家族で1度、相談してみるといいですよ。