ハチや蚊といった虫は
人間を刺してきて
軽傷から重症まで
体に危害を加えてきます。
ところで皆さんは
アブに刺されたことはありますか?
私はよく水泳の授業中,先生から
「アブには気をつけるように」と
言われていましたが
実際に刺されたことはありません。
誰しも刺されたくはありませんが
何が起こるかわかりませんよね。
そこで今回はアブに刺された時の
症状や対処法などをチェックしていきましょう。
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アブに刺されたときの症状は?
アブは夏場に活動を活発化させ、
早朝や夕方は最も被害が発生する
時間帯と言われています。
さらに自分から何か行動を起こさない限り
襲ってこない蜂と違い、
アブは蚊のように血を捕食する虫ですので、
こちらが何もしなくても近寄ってきます。
実はアブの場合、
刺して血を捕食しているわけではありません。
想像するだけで恐ろしいのですが、
アブには鋭い口があり、
その口で皮膚を裂くという捕食方法で、
刺された瞬間激しい痛みが起こります。
皮膚が裂けているため
患部から出血をするときもあり、
そのあと患部は赤く膨れ上がるとともに
強い痒みがでてきます。
中には微熱が出るケースや
2~3週間痒みが続いたりするケースも
ありますので早い処置が必要です。
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アブに刺されて痛い!水ぶくれや痒いときの処置は?
強く掻きむしることで傷が悪化し
水ぶくれになる場合があります。
また、虫が残した唾液に対しての
アレルギー反応で出来る場合もあります。
水ぶくれができしまった場合は、
・痒み止めを塗る
・患部を冷やす
といった処置をします。
早めの処置をしておくことが悪化を防ぎますが、
水ぶくれが酷い場合はとびひしてしまう
場合がありますので専門医にみてもらいましょう。
水ぶくれを潰したりすると
これもとびひする時もありますので、
潰さないように清潔なガーゼなどで
保護しておくようにしましょう。
水ぶくれや痒みは、共にステロイド成分の
抗ヒスタミン剤の外用薬を塗ると症状が改善されます。
軽傷ならば市販薬でも十分効果があります。
子供の場合強い痒みがあることから
掻きむしってしまいますので
ムヒパッチを貼っておくことをオススメします。
何よりも清潔に保ちできるだけ
搔かずにいるようにしましょう。
アブに刺されたときの対策は?アレルギーや痕になることあるの?
アブは主に水があるところに生息しており、
動物の血液を主食として生きています。
一度近寄ってくると
しつこく追いかけてきますので
やっかいですが、長袖長ズボンを着用し
肌の露出を控えるようにしましょう。
アブなどを避ける虫よけスプレーも
ありますので持っておくと便利です。
体温が高い子供や妊婦などは
刺されやすい傾向にありますので注意してください。
虫刺されの痕は2~3ヶ月もかかるほど長引くもので、
最悪シミとしてずっと残る場合もあります。
そうならない為にも早めの処置や
必要に応じて専門医に診てもらうなどしてください。
アレルギー反応は上記で挙げましたが、
痒みがないのに水ぶくれができた場合は
アブの唾液に対するアレルギー反応です。
強い痛みを伴うだけでなく症状が長引く
厄介な虫ですので、しっかりと対策をしていきましょう。