夏の定番メニューとして代表的とも言える枝豆。
居酒屋の定番メニューでもありますし、
夏場は特に食卓に上がる機会も多いのではないでしょうか?
実は、枝豆は非常に豊富な栄養素を持つ
優れた食材の一つなのです。
そこで、そんな枝豆の栄養や美味しい食べ方について紹介したいと思います。
Sponsored Links
枝豆は大豆?含まれる栄養素とその効能
まず、大豆は枝豆が熟成したものだと
いうことを知っていましたか?
時期の違いだけで、元は同じものなんです。
大豆で有名なのはタンパク質やイソフラボンですが、
枝豆はどうでしょうか?
・タンパク質(メチオニン)
・ビタミンB1
・カリウム
・鉄分
・食物繊維
もちろんこれだけではありませんが、比較的多く含有しており、
体に良い影響を与える代表的なものを挙げています。
ビタミンB1はスタミナ不足の解消に!
メチオニンは ビタミンB1やビタミンCと共に
アルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けるので
二日酔いなどに効果があります。
おつまみとして登場するのは理にかなっているわけです。
カリウムは塩分を排出する働きがあります。
高血圧に効果的ですし、利尿作用があるので
体内の水分量を調節し、むくみにも効きます。
鉄分は、特に女性ならよくご存知かとは思いますが、
貧血の予防効果があります。
鉄分といえば有名な、ほうれん草よりも含有量が多いんですよ。
食物繊維は有名ですね。
便秘によく効きます。
大豆と枝豆の栄養はどっちがイソブラボンの効果があるの?
枝豆には、もちろん大豆と同じように
イソフラボンも含まれています。
大豆のほうがその点ではかなり有名ですが・・・
結局のところ、両者の栄養素に大きな違いはありません。
大豆はタンパク質や炭水化物の含有量が多く、
枝豆はビタミンなどのミネラルを多く含んでいます。
量の違いってことですね。
ですから、大豆の方がカロリーは高くなります。
「畑の肉」と言われる所以です。
低カロリーで低糖質な枝豆はダイエット中などに最適ですよ。
どちらも、それぞれ食べるメリットのある、
体に良い 食材であることには違いありません。
枝豆の食べ過ぎは逆効果なので注意!!
栄養豊富で体に良い枝豆ですが、食べ過ぎは禁物です。
塩ゆでするのが一般的なので、食べ過ぎると
塩分過多になりますし、食物繊維は取りすぎると
お腹を壊してしまいます。
また、プリン体という痛風の原因となる物質も
含まれているので、過剰摂取は避けたい所です。
どんなものでも食べ過ぎてしまうと悪影響を及ぼします。
バランスのいい食事の中で適度に取り入れることで、
枝豆の良い部分をもらうようにしましょう。
Sponsored Links
冷凍の枝豆でも栄養や効能はあるの?
最近は冷凍野菜が豊富になり、
手軽に食べられるようになっていますよね。
保存もききますし、有効活用したいところです。
しかし、冷凍だと新鮮さや、栄養分に効果あるのか?
など心配だと言う人も多いと思います。
実際、とれたての野菜より少し劣るのは
確かですが、とれたてを適切に処理し、
冷凍しているので、さほど問題はありません。
メーカーにもよるので一概には言 えませんが・・・
国民生活センターのホームページには
冷凍野菜の栄養素テストの結果なども記載されています。
一度見 てみるといいかもしれません。
枝豆の美味しい茹で方
枝豆はまず、サヤ(両端のヘタの部分)を
キッチンバサミなどで切り落とします。
そうすることで塩味がし み込みやすくなります。
次に塩をふりかけ、塩もみして、
そのまま洗い流したりせず
たっぷり目のお湯で3分半~5分茹でます。
塩加減は塩もみ時の塩と茹でる時の
塩の量を合わせて、枝豆の量の4%が目安です。
茹でる時間は枝豆の大きさによって変わってきますが、
5分以上茹でると旨味成分のアミノ酸が出てしまうので良くないです。
茹で上がった枝豆は水にさらすと水っぽくなってしまうので、
うちわなどで扇いで冷ますか、少し放っておくと良いです。
これで、より美味しい枝豆を食べることができますよ。
是非、試してみてくださいね。