冷たい飲み物にはガムシロップ、
温かい飲み物には砂糖をと使い分けていますが、
この違いってご存知ですか?
ガムシロップはタダの砂糖水ではないんです!
そもそも原料も違いがあり、
カロリーの面でも違いがあります。
素朴な疑問!
今日はガムシロップと砂糖の違いについて
ご紹介したいと思います。
Sponsored Links
ガムシロップと砂糖の違い!砂糖に換算すると量はどれくらい?
ガムシロップも砂糖も甘味と言う意味では同じですが、
そもそも原料から全く別ものです。
砂糖の原料はざっくりと言えば
さとうきびやサトウダイコ(てん菜)の汁から
精製、結晶化させたものを差していいます。
ガムシロップは果糖ぶどう糖液糖が主な成分です。
その原料にとうもろこしデンプンなどが使用され、
加水分解することでブドウ糖を作り出します。
ここに砂糖が添加されているものなど色々な種類があり、
その比率により異性化液糖と分類されます。
実際には砂糖の方が甘味が強く、その比率は
砂糖を100としたらガムシロップは65~80くらい
ガムシロに添加される果糖は
砂糖よりも甘味が高く120~170くらいと言います。
ガムシロップの添加に果糖ぶどう糖が使われているものは
砂糖よりも甘味が強い事になります。
砂糖何個分という換算は難しくなりますが、
一般的にガムシロップ1個のカロリーが約35kcal前後。
角砂糖1個分なら15kcal前後。
カロリーの面から考えるとガムシロップ1個で
およそ角砂糖3個分程度と考えるとよさそうです。
Sponsored Links
ガムシロップと砂糖の使い分け方や使い道は?
ガムシロップが冷たい飲み物、
砂糖は温かい飲み物に使い分けられているのは
溶けやすさ以外に温度による甘味の感じ方の違いがある様です。
果糖においては40度以下のものに甘味を感じ、
それ以上の温度は砂糖の方が甘味が強くなる様です。
1度、ガムシロップを買って残ってしまった場合、
砂糖の代用として料理に使うのはあまり適さず、
冷たいものに使用するのがベストということに・・・。
その使い道として多くあげられる方法に、
手作りで冷たい飲み物や
冷たいスイーツを作った時に使う方が多い様です。
具体的に言えば炭酸水と果汁を使った
レモンスカッシュの様なものを家で作る時の甘味に使用したり
甘くないコーヒーゼリーを作って、
甘味を調整するためにガムシロをかけることに
用いられる事が多いですね。
砂糖はガムシロップの代用になる!?作り方は?
ガムシロップとは原料が異なりますが
冷たい飲み物には溶けやすい液状の甘味が必要ですよね?
逆にガムシロップは
お料理に使う砂糖の代用になるか?・・・と言えば、
温かいものでは甘味が感じにくくなるので大量に使ってしまい
糖分の摂り過ぎに繋がるのでおすすめしません。
ガムシロップの代用として用いるなら
同量の砂糖と水を鍋に入れて弱火で沸騰させ、
泡が大きくなったら粗熱を取って冷ませば代用になる様です。
とは言え、
砂糖は逆に冷たいものには甘味が感じにくいです。
多く入れれば糖分の摂り過ぎになるので、
やはり適材適所に選んで使う方がお勧めですね。