２００３年に発売された
防寒機能ウェアであるヒートテック。

世界７か国で１億枚以上もの
売り上げを伸ばした大人気の商品です。

このヒートテックは防寒機能を持つアンダーウェアで、
寒い季節になると着用している人も多いと思います。

しかしメリットだけでなく、
痒みを訴える人も中にはいるのです。

今回はヒートテックを着るとかゆい原因や
対策などについてみていきましょう。

ヒートテックを着るとかゆくなる原因は？

ヒートテックはとても薄く
防寒になるとは考えにくいのですが、

肌の水分を吸収して発熱する仕組みなので
薄くても保温効果に優れているのです。

しかし、この吸汗・速乾・保温の作用が合わない！
という方も中にはいるようです。

ヒートテックの素材や原理！静電気は？

登山などでは重宝する吸汗速乾ですが、
敏感肌やアトピーの方の中には

肌の水分を吸って保温することで
痒みを感じることがあります。

またヒートテックは化学繊維でできていることから、
これもまた痒みを引き起こす原因の一つです。

このことから化学繊維アレルギーを持つ方は
ヒートテックの着用は不向きと言われています。

ヒートテックなどの発熱衣料で痒みが起こるのは
「衣類皮膚炎」と呼ばれており、

敏感肌の方やアトピーの方といった
肌の弱い方には向いていません。

中には皮膚科で
ヒートテックの着用を禁じられた人もいるほど！

その痒みに悩まされている人はたくさんいます。

アトピーの人はヒートテックを着るとかぶれたり蕁麻疹がでる？

上記でも触れましたがアトピーの方が
ヒートテックを着用される場合は慎重に！

「吸湿発熱繊維」

これが化学繊維ですので、
肌にしてみれば天敵になってしまいます。

乾燥させないことが大事なアトピーなのに、
水分を吸収してしまうヒートテックを着ると
悪化させることは目に見えていますよね。

もともとアトピーだったり敏感肌だと分かっていたら
化学繊維ものは着用しないでしょうが、

今までなんともなかったのに
急に痒みがでるケースも多くあります。

そして皮膚科医の間で言われているヒートテック蕁麻疹

これにも要注意だそうで
従来のヒートテックは着用を禁じられます。

なんだかヒートテックが肌に悪いイメージが
ついてしまいそうですが、

やはり合わない人は合わない、合う人は合うのです。

泣く泣く購入したものを捨てた人は
たくさんいるはずです。

しかしちゃんと肌に優しい防寒着が
販売されていますので、着用を諦める必要はありませんよ。

ヒートテックのかゆみ対策は素材選びが大事！？

１つ目の対策としては、

綿１００％の生地を使用したものを
着用するようにしましょう。

化学繊維が肌に大きな影響を及ぼしているので、

天然素材のものだと
肌への負担が少ないので断然おすすめです。

さらにヒートテックが肌に直接触れないように
重ね着をすることも有効なんだとか！

二つ目はシルク素材を使用したものです。

これはずっと水分を保有し続けるという
優秀な機能を持っており、

肌の弱い方や乾燥肌の方などには
もってこいのインナーです。

ヒートテックを着て何かしらの異常が出たならば
一度皮膚科を受診し、化学繊維ものは着用しないように

上記で挙げた綿１００％のものに変える！
などといった対策が欠かせませんね。