3月3日のひな祭りに食べるものとして
定番の「ひなあられ」。

なぜひなあられが食べられるように
なったかご存知ですか？

更に、ひなあられは自宅で簡単に作れるんです！！

そこで、ひな祭りのひなあられの
由来や意味と作り方をまとめてみました。

ひな祭りにひなあられが食べられるようになった由来は？

そもそも、お雛様は子供達の
人形遊びが由来になっていて

この遊びは「ひな遊び」と呼ばれていました。

この人形に野山などを見せてあげようと
外に連れて行く風習ができ、

（ひなの国見せ）この時に野外で
食べられるものとして持っていかれたのが

「ひなあられ」の由来になっているそうです。

また、ひな祭りに食べられる「ひし餅」を外で
食べる為に砕いてひなあられを作った！

・・・という説もあるそうです。

桃の節句の他の料理の意味や由来！

今ではひな人形で遊ぶというのは想像できませんよね。

では次に、ひなあられに込められた意味をご紹介していきます！！

ひなあられの色にも意味にもひな祭りと関係してる！？

ひなあられが、ひなの国見せの際に
外で食べられる（食べやすい）、

という理由で食べられるようになった！
というのが分かりましたが、

ではなぜ、白、赤（桃色）、緑、白なんでしょうか？？

それにも理由があるんです。

ひなあられの色は、
3色か4色で意味合いが違ってくるそうです。

白、緑、赤の3色の場合の意味

白　⇒　雪の大地（大地のエネルギー）
緑　⇒　木々の芽吹き（木々のエネルギー）
赤　⇒　血、生命（生命のエネルギー）

ひなあられを食べることで

「自然のエネルギーを得られ、
1年間を健康に過ごせる」

という意味合いが込められているそうです。

白、緑、赤、黄色の4色の場合

白　⇒　冬
緑　⇒　春
赤　⇒　夏
黄　⇒　秋

の四季を意味するそうです。

四季を表わすひなあられは、

1年を通しての幸せを祈っている

と言われているそうです。

かわいい色合いのひなあられにも
きちんと意味があったんですね！！

では、最後にひなあられの作り方をご紹介します。

ひなあられの作り方は？

ひなあられの作り方はいくつかあります。

・もち米を使うパターン
・切り餅を小さく切って使うパターン

があり、それぞれ事前に水で洗って
乾かしておき、油で揚げるパターン、

オーブンレンジを使っておもちを
膨らませるパターンがあります。

オーブンを使うとカロリーを
抑えることが出来るのでおすすめです。

ちなみに味付けは、実は全国統一ではないんです！！

関東ではお砂糖をまぶしたものが一般的ですが、
関西では塩や醤油で味付けされたものが一般的なようです。

ここでは、関東風のもち米を使った
簡単な定番の作り方をご紹介します！！

ひなあられの作り方

1．もち米を洗い乾かしておく

2．揚げ油を170℃に熱して、もち米を揚げていく
　　（もち米は3回に分けて揚げていく）

3．ポップコーンのようにはじけたら、
　　手早くペーパータオルなどに上げる

4．熱が完全にとれたらポリ袋などに
　　粉糖とお好みの色粉と③のあられを入れて
　　空気を入れて振り、まんべんなくまぶす

5．完成！！！！

おもちを使うパターンの場合は

切り餅を8mm角の立方体に切り分けて、
150℃に熱したオーブンで20分焼き、

お砂糖や色粉をお好みで付ければ完成です。

意外と簡単に作れるので、お子様と
一緒に色づけしたりするのも楽しいですね！！

ひなあられの知識は深まりましたか？？

美味しく食べて、ぜひ楽しいひな祭りにしてくださいね！！