子供の病気の代表としてもあがる「水疱瘡」
1度も生まれて今まで経験していない!
という大人も発症するのであなどれない病気です。
発症すると通学や通勤はNG。
自宅待機療養が必要となるのですが
初期症状とはどんなものでしょうか?
水疱瘡の初期症状について解説します。
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子供や赤ちゃんの水疱瘡の初期症状は?ピークはいつ?
水疱瘡は主に乳幼児や子供を対象に
赤身を帯びた発疹が全身に渡る
ウィルス感染症の1つです。
比較的強い感染力を持つ
”水疱帯状疱疹ウィルス”で、
ヘルペスウィルスに属しています。
個人差もありますが、
発熱や倦怠感・頭痛・腹痛
といった訴えがあり、
その後、顔や頭・首周りや胴などにかけて
赤身を帯びた発疹が多数出現します。
発疹はあれど、発熱や頭痛といった
初期症状がほぼ現れないケースもあります。
身体に表れた発疹は2~3日が
ピークで水ぶくれになり、
進むと水ぶくれに膿が溜まる膿疱に、
最後にはかさぶたとなります。
水疱瘡の判断基準では、
このかさぶたの状態になるまでが
発症期いわゆる初期症状というわけです。
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大人の水疱瘡の初期症状は?
水疱瘡は”1度かかればかからない”
と言われているものですが、
大人も発症するという事を冒頭にもお話しました。
水疱瘡のウィルスは体内に残り、
成人してから『帯状疱疹』という形で
発症するケースが多く、
抗体が無くなった場合には再発する事があります。
いわゆる水疱瘡の原因である
水疱帯状疱疹ウィルスは帯状疱疹と同じ
原因ウィルスであるからです。
水疱帯状疱疹ウィルスに感染した場合、
初感染では「水疱瘡」
再発した場合は「帯状疱疹」と言われます。
そのため、成人して再発した場合は、
「帯状疱疹」です。
高熱を伴い、身体の左右どちらかの
神経に沿って帯状に現れるのが特徴で、
胸から背中に最も多くみられます。
帯状疱疹は他の方へ帯状疱疹として
うつる事はありませんが、
水疱瘡にかかったことがない乳幼児などへは
水疱瘡としてうつる場合があります。
合併症や後遺症が残る可能性があり、
帯状疱疹は神経に沿って起こるもので、
合併症としては頭痛や発熱が伴う事があります、
他に顔面に出来た帯状疱疹では、
角膜炎や結膜炎、耳鳴りや難聴・顔面神経麻痺
といった症状を生じる「ハント症候群」が起こります。
強い痛みが持続する場合には
「帯状疱疹後神経痛」という痛みが残ることがあります。
水疱瘡にかかったら外出はいつからOK?
水疱瘡に罹った場合は外出禁止です!
水疱がかさぶたになり、
周辺が赤い場合にはまだ外出禁止です。
おおよそ1~2週間は
外出はおろか登校や出勤はNGです。
発症した子のところへ行き、
わざわざ我が子を発症させようという
親もいる様ですが子供にとっては大病です。
間違ってもその様な考えは持たない様に・・・。
水疱瘡をやったことがある妊婦さんが「大丈夫」と
水疱瘡を発症したご家族のお家へ
出かけた場合には帯状疱疹を発症させることもあり、
胎児にも水疱瘡として感染するので注意しましょう。
ニキビにも似ていますが痛みが少なく
次々と出来る特徴があります。