独特な香りと何だか懐かしい
気持ちになる金木犀
実家や通学路に金木犀の木があったので、
そんな気持ちになるのかも知れません。
この金木犀の時期や花言葉って
皆さん、ご存知ですか??
今回は、金木犀の時期や花言葉についてのお話です。
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金木犀の花が咲く時期は実は数日だけ!?
金木犀は、モクセイ属モクセイ科の植物で、
オレンジ色の小さい花を無数に咲かせ、香りが特徴的です。
原産は中国とされていて、
江戸時代~明治時代にかけて
日本に入ってきたと言われています。
ちなみに、ギンモクセイという
同じ種類のものもありますが、
こちらは白い花が咲きます。
金木犀の花が咲く時期は、
9月下旬~10月にかけて開花します。
開花すると3~5日しか持ちません。
まだ咲いているのに、
花が落ちてしまうこともあります。
ずっと咲いているイメージがあったので、
何だか不思議ですね。
金木犀の花言葉と由来は?
こんなにいい香りがするのだから、
きっと素敵な花言葉があるに違いない!
ということで、由来と共に調べてみました。
謙虚
金木犀の花はとても小さく、開花を香りで
相手に気づかせる、その控えめさから来ています。
陶酔
人を惹きつけて魅了する、あの香りに由来しています。
香りで陶酔させてしまうということですね。
高潔
「こうけつ」と読みますが、
立派であるとか、気高いと同じ意味です。
開花から数日でその香りを惜しむことなく
潔く散ってしまう様子に由来されたようです。
初恋
香りと記憶は繋がっています。
あの甘い香りは一度覚えてしまうと忘れられないために、
「忘れられない甘い記憶=初恋」
ということから来ているようです。
花言葉を聞いてピンとこないこともありますが、
金木犀の場合は納得ですね。
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金木犀の育て方!剪定時期はいつ?
金木犀は日当たりを好む樹木の中でも、
特に日光を好みます。
ですので、日当たりが良い場所で
育てることは第一条件です。
また、排気ガスにめっぽう弱く、
大気汚染がひどい場所では、
花が咲かなかったり、花が咲いても
香りが弱くなったりしてしまいます。
金木犀は地植えにすることが多いと
思いますが、
地植えの場合は水やりの必要はありません。
降水だけで十分です。
鉢植えの場合は、
土が乾いたらしっかりと水をやります。
剪定する時期は、
開花後から春までの間に行います。
梅雨の時期に花芽を付けて、
それが秋に開花します。
芽を付ける前であればいつ剪定しても
問題ありません。
しかし、いっぺんに刈り込んでしまうと
枯れてしまうこともあります。
形を整える場合は、毎年少しずつ行っていきましょう。
金木犀の香りがしたら秋が来た証拠。
お散歩にもいい季節になってくるので、
香りを辿ってお出かけしてみてはいかがでしょうか?