雛祭りの伝統的なお菓子といえば、
なんといっても桜餅ですね。

実はこの桜餅、関東風と関西風の
2種類があることをご存知でしょうか？

また、餅を包んでいる葉っぱは
食べる？食べない？？

など気になることも多いもの・・・

今回は桜餅の葉や食べ方など
もっと楽しめるようにご紹介していきます！

桜餅を包む葉っぱの種類は？どんな香り？時期は？

桜餅は関東風と関西風の2種類が存在します。

同じ桜餅ですが、
薄い皮で包んで巻いた長命寺餅（関東風）、

道明寺粉で作った、つぶつぶ食感が
特徴的な道明寺餅（関西風）と全く違うものなのです。

現在使用されている葉っぱは、
オオシマザクラといわれる葉です。

その前はヤマザクラでしたが、
オオシマザクラの方が葉が大きいことや

クマリンという芳香物質が多く放出され
香りが良いということで使用されることがなくなりました。

このクマリンという物質は生の葉にはなく、
塩漬けされることによって生まれるものです。

また女性に嬉しいリラックス効果や、
殺菌作用、血液をさらさらにする作用があります。

そして桜餅のあの甘い香りには、
以下の成分が含まれています。

これらの香りが混ざり合い、
ほんのり甘く優しい香りが桜の香りなんです♪

店頭に並ぶ時期は基本的に
1月上旬～4月上旬ですが、
北海道は5月頃も並んでいるそうです。

桜餅のカロリーや作り方は？葉を巻くときに裏表はあるの？？

桜餅は関東風と関西風の2種類があります。

皆さんが思い浮かべるのはどちらの桜餅でしょうか？
この2つの大きな違いは、生地にあります。

餡子を生地に包み、
桜の葉を巻く工程までは全く違う作り方です。

ちなみに道明寺粉は高級品で
手に入りにくいということがありますが、

代用品として、もち米を使用することも可能です！

桜の葉を巻くときの注意点としては、

葉脈がはっきりとしている方が裏ですので、
葉脈が見えるように包むと良いアクセントになります。

また、葉は巻く前に流水でさっと洗い
30分程漬けて塩抜きをし、

その後、キッチンペーパーなどで水気をとって使用しましょう。

桜餅の食べ方は？葉も一緒に食べるの？

春になると食べたくなるお菓子は、
なんといっても桜餅ですね。

桜を見ながら食べる！
という方も多いのではないでしょうか？

私は子供の頃、桜餅を食べるとき、

桜の葉は食べ物ではない！

と思っていて必ずといっていいほど
葉を取ってから食べていましたが、

ある日、祖母が葉と一緒に食べているのを
見てかなり衝撃を受けました。

ですがこれって結構好き嫌いが
はっきりと分かれる食べ方で、

葉と一緒に食べるのはいわゆる「通」だそうです。

葉をのけて食べたとしてもマナー違反ではなく、
なんら問題はありませんが、

葉に含まれている塩が餡子の甘さを
一層引き立てより美味しく食べることができます。

関東風と関西風、見た目や食感が全く違うので
それぞれの特徴を味わいながら

ぜひ召し上がってみてください♪