身近で美味しいお野菜のかぼちゃですが、
実はたくさんの種類があります。
それぞれに適した食べ方がある事は
ご存知でしたか?
長い形のもから、ひょうたん型のもの!
それぞれの産地や名前など・・・
今回はかぼちゃの種類についてお伝えします。
Sponsored Links
かぼちゃってどんな野菜?
かぼちゃは甘くて美味しい野菜ですよね。
その食べやすさから、子供にも大人にも大人気です。
かぼちゃには、たくさんの種類があります。
かぼちゃとは、スミレ目ウリ科カボチャ属の植物です。
ウリ科の中でも糖度の高い味が特徴で、
栄養価も非常に高い事が有名です。
日本では大体が「かぼちゃ」と呼ばれていますが、
英語圏では「squash(スクウォッシュ)」と
呼ばれることが多いようです。
有名な呼び方である「pumpkin(パンプキン)」ですが、
これは皮の色がオレンジ色のかぼちゃのみに
限った呼び方なのだそうです。
かぼちゃにはビタミンAやデンプンを
糖分に変える特殊な酵素が含まれています。
この事から子供に食べさせるのに
適した野菜と言われています。
かぼちゃの種類は大きく分けて3つ!
かぼちゃには、いろんな種類が存在しています。
そのかぼちゃは、大体3つに分けられます。
西洋かぼちゃ
これはスーパーなどでよく見かけるかぼちゃや、
ズッキーニなど、きゅうりのような細長い形のもの、
そしてオレンジや黄色などの
鮮やかな皮が特徴のものなどが該当します。
食感はみなさんお馴染みのホクホクとした
栗をふかしたようなものや、じゃがいものような
少し、しっとりしたような独特のものです。
甘みが強く、お菓子などに用いられることもあります。
日本かぼちゃ
これは日本で作られるかぼちゃの総称です。
かぼちゃとは思えないようなひょうたん型のものや、
横から真っ二つに切り開くと菊の花のような形が
印象的な、菊かぼちゃなどが有名です。
やや水っぽいのが特徴で、
味は西洋かぼちゃよりは糖度が少ないようです。
その為、砂糖や醤油と一緒にお鍋で煮込むなどの
調理に適した野菜と言われています。
ですが、スーパーにはあまり置かれず、
現在は高級料理店などでのみ取り扱われているようです。
煮崩れがしづらいのが特徴です。
ペポカボチャ
黄色やオレンジのカラフルな色が特徴で、
味や形が変わっています。
実は、ズッキーニもこのペポカボチャに
分類される野菜だということはご存知でしたか?
この三つの分類からさらに細かく品種が派生していきます。
Sponsored Links
スーパーでも買えるかぼちゃの種類の名前は?
スーパで見かける様々な形や色をしたかぼちゃ、
一体何が違うのでしょうか?
よく見かけるかぼちゃを紹介していきましょう。
まずは、最も身近なかぼちゃと言える
「黒川栗かぼちゃ」です。
これは、広く食べられているかぼちゃですね。
「みやこかぼちゃ」や「九州栗かぼちゃ」なども
このかぼちゃに分類されます。
その名の通り皮の色はやや濃く、
そして栗のような甘味やホクホク感が特徴です。
次に、時々見かける「坊ちゃんかぼちゃ」です。
手のひらサイズのミニかぼちゃですね。
坊ちゃんかぼちゃは、通常のかぼちゃよりも
βカロテンや糖度などが3倍以上も高い点が魅力的です。
また、調理のしやすさや工夫のしやすさも
魅力の1つと言えるでしょう。
坊ちゃんかぼちゃを器にして、その中身を
かぼちゃグラタンにしてしまえば、
器も食べられる美味しい御飯になります。
最後に変わり種、「そうめんかぼちゃ」のご紹介です。
このかぼちゃは先に説明した2つのかぼちゃとは違い、
ペポカボチャに分類されるかぼちゃです。
ペポカボチャの種類なだけあり、
とても独特なかぼちゃとして有名です。
このかぼちゃは果肉が特殊で、
ほぐれた糸状になっており、
この様子からそうめんかぼちゃ、
イトウリなどと呼ばれています。
英語圏ではSpaghetti squash(スパゲティスクウォッシュ)と
呼ばれているとのこと。
食べ方も面白く、加熱すると繊維状になる
特性を活かし、おひたしにしたり、
まさしく名前の通りそうめんのように
食べることもあるそうです。
海外ではスパゲティのようにして
食べることもあるそうです。
やはり名前通りなのですね。
かぼちゃはどの種類も栄養豊富な点が魅力的です。
黄色の鮮やかな色や、甘さからも
子供が食べやすい野菜第1位と言えるかぼちゃ。
離乳食やお菓子にも使えますので、
ぜひお店で見かけた際には
買ってみてはいかがでしょうか。
また、そうめんかぼちゃなどの不思議な
かぼちゃも今まで敬遠していたかもしれませんが、
ぜひ食べていただきたいかぼちゃの一つです。
この機会に、いろんなかぼちゃを食べてみましょう!