主に秋が旬の季節になる梨。
今では多くの品種が出回っています。
大きく分けて和梨や洋梨、中国梨があり
迎える旬などに違いがあります。
そんな梨の種類について、
時期や特徴についてご紹介したいと思います!
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洋梨(セイヨウナシ)の種類や特徴。
日本の梨とは型が違い、
お尻が大きめなのが洋梨の特徴。
今ではかなりポピュラーになりましたよね!
ラフランスは特に代表的な品種だと思います。
今、出回っている洋梨(セイヨウナシ)の
主な品種を幾つかご紹介します。
・バートレット
甘味と酸味がほどよくバランスのよい洋梨、
主に缶詰加工用品種です。
・マックスレッド・バートレット
バートレットの枝変わりの品種、
黄色に赤色がかった果皮が特徴的です。
・ル レクチエ
甘味が強く表面の凹凸が特徴的、
完熟すると果肉が滑らかで芳醇な香りを放ちます。
・マルゲリット・マリーラ
大型の洋梨で酸味は控え目で、
あっさりとした甘さが特徴です。
・カリフォルニア
洋梨の特徴的な下膨れの型ではなく和梨に近い、
果皮は赤黄が混ざった色が特徴的。
糖度が高いとされるラフランスよりも甘味は高く、
瑞々しい果肉がおいしい洋梨です。
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新高や王秋、長十郎などの和梨の種類や旬な時期は?
日本の生産の中で最も多い和梨
さらに分けると果皮の色で
赤梨と青梨があります。
新高や幸水など果皮が黄褐色なのが赤梨。
青リンゴの様な淡黄緑色の
二十世紀梨などは青梨と言います。
赤梨の種類
・愛甘水
・あきづき
・秋栄
・明水
・愛宕梨
・王秋
・喜水
・君塚早生
・幸水
・新興梨
・新雪
・新高
・南水
・にっこり
・豊水 など
青梨の種類
・二十世紀
・秀玉
・サンセーキ
・香梨
・越後錦
・秋麗
・水秀
・夏さやか
・なつひめ など
梨は秋の味覚と昔から言われていますが、
中には7月頭から出回る品種もあります。
非常に身近な品種幸水は和梨の中でも早生種であり、
産地は変わっても月上旬頃まで長く出回ります。
愛宕梨などは非常に遅く、
11月頃に収穫された後に追熟されて出回るので、
翌2月頃まで楽しむ事ができます。
大きい梨の種類は?
たくさんある梨の種類の中で、
最も大型の梨は愛宕梨
一般的な梨が200~300g前後である中、
愛宕梨は時には1kgにも育つといいます。
涼しいところに置いておくと日持ちがし、
晩生種で晩秋から翌初春まで楽しむことができます。
主な産地は岡山県や鳥取県。
かなり大きい梨ではありますが大味ではなく、
甘さは濃厚で香りも高くお歳暮などでも出回る高級梨です。
保存は効く品種で追熟させる必要はありません。
あまり長く食べずにいると水分が抜けてしまい、
実がボソボソになり美味しさが半減してしまいます。
ちなみに、和梨は洋梨の様に追熟する必要はなく、
購入したらすぐ食べるがおいしく食べるポイントです!