寒い冬になると、
空からチラチラと降ってくる雪。
真っ白い雪が降ってきたら、
まずやってみたくなるのは雪を食べること!
でも、雪って食べても大丈夫なの?
・・・と気になりますよね。
大人だって一度はやってみたい!
雪を食べることについて調べてみました!
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雪って食べれる?害や副作用ってあるの?
雪は空から降ってくる氷の結晶のこと。
白く冷たい雪は子供の頃、憧れたものの1つですよね。
そして雪が降ると絶対にやってみたくなるのは
雪を食べるということ。
雨が降っている時に、空に向けて
大きく口を開けて飲んだ経験はありませんか?
空から雪が降ってくれば、
同じようにやってみたくなるのは当然のこと・・・。
でも、雪は汚いから食べちゃダメというのもよく聞きます。
調べてみると、雪を食べることについては
賛否いろいろあるようです。
反対派の意見では、雪は雨に比べて
落ちてくるスピードがゆっくりのため、
より多くの有害物質を吸収してしまうそうです。
最近の研究では
山の頂上付近に降るような綺麗に見える雪でも、
有害物質を含んでいることが分かってきてます。
酸性雨ならぬ酸性雪という言葉も実際にあるそうで、
空気中の汚れや有害物質を核にして
結晶化している雪は食べてはいけないそうです。
しかし、食べても大丈夫という意見の中には、
アメリカの研究者が雪は
飲料水並みに綺麗なので問題無いともしています。
雪が降ってくる過程で取り込む物質は、
私たちが呼吸で取り込む量と変わらないのだとか・・・
そのため降ってすぐの
真っ白な雪ならば食べても問題ないそうです。
いろいろな意見のある雪を食べる問題。
最終的には自己責任ということでしょうか・・・。
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雪を食べたらお腹が痛い・・・他にも症状ってあるの?
雪を食べてみたら、お腹が痛くなった・・・。
こんなことになってしまったら、
まず疑うのは雪のせいかどうかということ。
実際に雪を食べた人はたくさんいるようですが、
雪に含まれる物質が腹痛の原因に繋がる
はっきりとした事実はないようです。
私自身も雪国の出身のため、
小さい頃冬にしょっちゅう雪を食べていました。
でも、お腹が痛くなったという記憶はありません。
ちなみに軒先のつららも
取って食べてましたがそれも大丈夫でした。
雪は腹痛の直接の原因にはならないようですが、
冷たいものを食べるとお腹が痛くなりやすいのは普通のこと。
雪のせいだ!と神経質になる必要はないでしょう。
雪山で登山中に遭難してしまったら、
水分補給のため雪を水にして飲むそうですが、
直接、雪のまま食べるには絶対にダメと言われてます。
直接食べることは、冷たい雪を溶かすために
余分なエネルギーを消費してしまい、
体温を低下させることに繋がります。
それくらい冷たいものを体に取り込むというのは、
体に負担をかける行為なんです。
子供が雪を食べちゃった!どうしたらいいの?
雪を食べちゃダメと言っても、
我慢できないのが子供というもの。
子供も犬も雪が降ってくれば、
我先にと食べてみたくなるでしょう。
でも、親としては心配になりますよね?
雪に含まれる有害物質は微量なものなので、
大量の雪を食べない限り害はないと言えます。
むしろ、一度食べさせてあげたほうが
子供も納得してやめられるかもしれません。
どうしても食べると言うことをきかない時には、
アイスクリームやカキ氷で代用してあげましょう。
冷たいものを食べるとお腹が痛くなってしまうことや
汚いものが入っているかもしれないことを説明してあげましょう。
頭ごなしにダメ!と言っても、
分かってくれないのが子供です。
むしろ一緒に大きな口を開けて、
降ってくる雪を楽しんでみるのもいいかもしれませんよ!
私たちは普段目に見えない汚れや菌に囲まれて生活しています。
あまり神経質にならずに、白くて綺麗な雪を楽しみましょう!