冷たくて甘いアイス。
暑い夏はもちろんのこと、
寒い冬に食べてもおいしいですよね。
しかし冷たいアイスは腹痛や下痢になってしまうこともあり
食べ過ぎには注意が必要です。
今回はアイスで冷えるとなぜ腹痛になるのか?
その対処法についてご紹介します。
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アイスを食べて腹痛を起こすのはなぜ?
人が飲食物を摂取し、体に吸収させるために
体内で消化活動が行われています。
この働きに必要な消化酵素が最も円滑に行われるのが、
およそ37度前後くらいと言われています。
37度を下回り温度が下がってしまうと、
消化酵素の働きは低下してしまいます。
それにより消化がきちんとできない状態となり、
うまく体に吸収されなくなり、
消化不良を引き起こし腹痛へと繋がっていきます。
つまりアイスを食べることで、
胃腸が消化不良を起こし、腹痛を起こすわけです。
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アイスを食べると腹痛から下痢になる原因は他にもある!?
お腹が敏感で下痢をしやすい人は、
冷たく水分の多いアイスによって、
下痢になってしまうことはままあります。
そしてアイスで下痢になる原因の意外な落とし穴が、
アイスの糖分とも言えます。
人が1日に摂取する砂糖の目安は約20gとされており、
カップアイスを1個食べただけで1日の摂取目安を超えてしまいます。
糖分を過剰に摂取すると、ビタミンB1が不足気味になり、
体が疲れやすくなり、内臓の冷えを促進させてしまいます。
現代人に多いとされるストレスや疲れでも、
内臓は冷えやすくなりますし、
基礎代謝の低い人もお腹の冷えを招きやすいです。
その様な原因でお腹が冷え、さらに糖分の多いアイスが
下痢を引き起こしてしまうケースもあります。
そのような時はビタミンB1を多く含む食品。
例えば大豆や豚肉、ほうれん草などを
意識して摂取することをおすすめします。
アイスで腹痛になった時の2つの対処法
アイスを食べてからの腹痛や下痢は、
お腹が冷えてしまったことが起因となります。
そのような場合は湯たんぽやホッカイロなどで
お腹を温めることで症状を緩和させることができます。
湯たんぽやホッカイロなどを用意することが難しい場合は、
1枚多く服を羽織ったりするのも有効です。
また内側から冷えを改善させるには、
白湯を飲む方法がおすすめです。
腹痛を起こしている時点で胃腸は弱っています。
刺激になりやすく体を冷やしやすい
コーヒーや紅茶は避けましょう。
胃を護る効果があり腹痛の緩和を期待できる
ホットミルクも乳糖成分により悪化させてしまう可能性があります。
腹痛が起こった時は
お腹を温めるという方法で対処しましょう。