暑い夏だけではなく
今では1年通して食べられているアイスクリーム。
アイスの賞味期限の有無について
みなさまご存知でしょうか?
しばらく冷凍庫に保存した状態の場合、
食べても大丈夫なのか気になりますよね?
そこで今回はアイスは腐るのか?
また溶けてしまったアイスの復活方法や
おいしさを保持させる冷凍ポイントをご紹介します。
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アイスの賞味期限はどのくらい?腐るの?
アイスには賞味期限の記載がないと、
不思議に感じた方もいるかもしれません。
実はきちんと温度管理ができていれば、
アイスは何年先でも食べられるため、
賞味期限の記載は不要とされています。
適切な温度である-18度以下で管理することで、
菌の増殖はしなたいめ品質の長期保持が可能なのです。
家庭の冷凍庫で保存しておけば、
開け閉めの頻度や冷凍物の量で温度が一定ではなくても、
風味は落ちたとしても腐ることなく保存できます。
風味を損なわずおいしく食べるためには、
1ヶ月くらいを保存期限の目安にすると良いでしょう。
もしもアイスが溶けてしまったとしても、
腐ったり健康に害があるということはありません。
しかし、味が格段に落ちてしまうので
そこだけは注意しましょう。
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溶けたアイスをおいしく食べるための方法
溶けてしまったアイスを再冷凍したら、
食べることは可能ですが味は確実に落ちてしまいます。
せっかくなら買った時に近い味に戻したい!
そんな場合、簡単にできるのが空気を含ませることです。
アイスのなめらかさは、
冷やして固める工程で空気を含ませて生まれます。
一度アイスが溶けてしまうと再冷凍しただけでは
氷の粒が大きい状態で結晶化し滑らかさが著しく損なわれます。
溶ける前のアイスに近づけるためには、
溶けたアイスを空気を含ませるために
十分にかき混ぜてから冷凍庫に入れましょう。
そして20~30分毎に冷凍庫から出し、
かき混ぜながらゆっくりと再冷凍させていきます。
こうすることで、買った時に近い状態の
なめらかなアイスを食べることが可能です。
アイスに霜がつく!アイスのおすすめ保存方法
アイスを適切に管理するために必要なのが
-18度という温度になります。
家庭の冷凍庫は大抵-20度程度の設定ですが、
開け閉めを頻繁に行われたり冷凍物が多かったりすると、
アイスの保存に必要な温度を上回ることがあります。
この様な温度差が発生すると、
アイスに霜がつくことがあります。
霜自体は健康に害を及ぼすことはないものの、
品質の劣化に繋がってしまいます。
アイスをおいしく食べるためには、
冷凍庫の開け閉めを素早く行ったり、
温度の変化を受けない様に奥の方に保存するのがおすすめです。
また、アイスは臭いがつきやすい食品なので、
保管する時は臭いの強い食品の近くに置かないよう!
さらにおいしさを保持させるならば、
密閉容器に入れ冷凍することがおすすめです。
アイスにスプーンでさした時に
シャリシャリした感覚がなければおいしく食べられます。
賞味期限がなく腐ることのないアイスだからこそ、
おいしく食べられるよう上手に保管しましょう。