生姜は年間通して出荷されていますが、
収穫の時期は一時のみということを
みなさんはご存知ですか?
収穫された生姜は農家で保存されており、
適宜出荷されているのです。
つまり、きちんと保存することで
1年間保存することが可能な食材です。
今回はそんな生姜の保存方法についてご紹介します。
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生姜の5つの保存方法と保存期間
生姜の基本的な3つの保存方法と、
ひと手間加えた保存方法を2つご紹介します。
・常温保存
生姜を常温で保存する場合は、
1つずつ新聞紙で包み風の通りやすい冷暗所で保存します。
保存期間は2週間程になります。
・冷蔵保存
生姜を冷蔵で保存する場合は、1つずつキッチンペーパーで包み、
袋に入れたら軽く口を閉じて野菜室で保存しましょう。
真夏だけでなく真冬で室温が10度以下になってしまう場合は、
常温保存でなく冷蔵保存がおすすめです。
保存期間は1~2週間程度になります。
・冷凍保存
生姜を冷凍で保存する場合は、千切り・薄切り・すりおろしなど
使いやすい状態にカットし小分けにラップで包みます。
冷凍用の保存袋に入れ保存しましょう。
保存期間は1~2ヶ月程度になります。
使う時は解凍せず、そのまま調理していきましょう。
以上が基本的な生姜の保存方法になります。
次にご紹介するのは、
もう少し保存期間が伸びる保存方法です。
・乾燥保存
薄切りにした生姜をザルに広げ、1日以上天日干しか
7日程度室内干しをさせ、カラカラにします。
干し生姜は軽く砕いて使うことができ、
より風味が増すのでおすすめです。
保存期間は基本の保存期間より長く3ヶ月程になります。
・焼酎漬け
密閉容器に生姜を入れたら焼酎で満たし、
そのまま冷蔵庫で保存する方法です。
カットした生姜なども漬けこむことができ、
途中で様子見する必要もないのでとても楽な保存方法です。
取り出してしまえば焼酎のニオイは消えてしまうので、
そのまま生で食べることも可能。
小さなお子さんやお酒が弱い方の場合は、
加熱することでアルコールを飛ばせば安心です。
保存期間は乾燥生姜より長く約6ヶ月程となります。
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新鮮さをキープできる生姜の保存方法
生姜は乾燥に弱く新鮮さを保つためには、
瑞々しさを保ちながら保存する必要があります。
それが可能な保存方法が、
生姜を水に浸けるというやり方です。
ただし、生姜の水に漬ける保存方法は
4~5日目から風味が水に溶けだしてしまいます。
そのため保存期間は2~3日となるので、
数日で使い切れる時にのみ行いましょう。
生姜を長持ちさせるためには購入する時に
鮮度の高い生姜を選ぶことも大切になってきます。
キズがあるものや切り口が乾燥しているものは避け、
ハリがあって硬く、ふっくらしているものを選ぶようにしましょう。
生姜の長期保存もできる2つの加工方法
生姜を加工することで保存期間を延ばすことができ、
あと1品という時や箸休めなどに食卓に出すことができます。
・生姜の酢漬け
冷蔵庫で1週間程度保存可能です。
1.水洗いしキッチンペーパーで水気を拭き取った生姜を、
皮ごと千切りや薄切りにします。
2.煮沸消毒したビンに生姜を入れ、
全て浸るまでお好みの酢を入れます。
3.一晩寝かせて味をなじませたら完成です。
・はちみつ漬け
保存容器の煮沸消毒がきっちりできていたら
3ヶ月程は保存可能です。
1.水洗いしキッチンペーパーで水気を拭き取った生姜を、
皮ごと千切りや薄切りにします。
2.煮沸消毒したビンに生姜を入れ、
全て浸るまではちみつを入れます。
3.2~3日漬け水分が出てきたら完成です。