夏本番、欲しくなるのは
体を爽やかに冷ましてくれる炭酸飲料！

ただし、炭酸飲料の弱点は炭酸が抜けると味がなくなるか、
激甘い飲み物に変化して飲みにくくなってしまうこと。

そこで今回は、シュワシュワしたままの時間を
なるべく長く保て様にするために！
炭酸が抜けない方法や復活させる方法をお伝えします。

炭酸が抜ける理由は？どれくらいの時間で抜けるの？？

そもそも、なぜ炭酸は抜けてしまうのでしょう？

炭酸は二酸化炭素（CO2）が水に溶けた状態のものを言います。
CO2は液体状態の炭酸よりも気体になりたがる傾向があります。

また、気温や気圧が上昇すると気体になりやすいです。

こういった理由から炭酸飲料を常温で放置したり、
一度封を開けたものは炭酸が抜けてしまいます。

具体的にどれほどの時間、放置すると炭酸が抜けてしまうのか？

実験した方によると、どの炭酸飲料も空気にさらした状態で
４時間経過すると炭酸はほぼ抜けるようでした。

炭酸が抜けないための３つの保存方法

それでは保存方法について、
炭酸が抜けない理由を元に３つのポイントで抑えていきましょう。

１．炭酸飲料の温度を低温に保つ
２．容器内の空間をできるだけ小さくする
３．圧力を高めたまま保つ

まず、炭酸飲料の温度を低温に保つですが、
冷蔵庫で保存するのがベストでありマストな方法です。

冷たい方が炭酸飲料はおいしい場合が多いですよね。

次に、大きいペットボトルの炭酸飲料を開封し、
余った場合は小さい容器に移し替えることをオススメします。

炭酸飲料が入っている容器の空間が小さい場合は、
炭酸が抜ける時に圧力が急上昇するので
必要以上に炭酸が抜けにくくなるそうです。

一方、炭酸飲料が少なくなっている場合は、
飲料以外の空間が大きいため、圧力があまり上昇せず、
どんどん炭酸が抜けていくようです。

最後に、圧力を高めたまま保つ方法ですが、
これはグッズを利用しましょう。

スーパーでは炭酸飲料のすぐ近くの売り場などに、
炭酸の抜け防止のキャップが置いてあることが多いです。

抜けた炭酸の３つの復活方法

適切に保存をしていても、炭酸が抜けてしまった！
そのようなときに使える復活方法を３つをご紹介します。

１．ドライアイスを入れる
２．重曹とクエン酸を入れる
３．炭酸水メーカーを使う

まず、ドライアイスを入れる。

これは二酸化炭素を飲み物に溶かして、
再度シュワシュワ感を実現する方法です。

ドライアイスは二酸化炭素を固形にしたものなので、
飲み物の中に入れれば炭酸になってしまいます。

炭酸が復活すると共にキンキンに冷えるので一石二鳥なのです！

やり方は簡単！
ちょっとずつドライアイスを入れましょう。

二酸化炭素の発生により圧力が高まり爆発が起こりやすいので、
ペットボトルなどでは蓋を開けておくようにしてくださいね。

次に、重曹とクエン酸を入れる方法。
この方法は炭酸水を作る方法として有名な方法です。

炭酸が抜けた飲み物に入れることで、
シュワシュワを復活させることができます。

やり方は水200mlあたり、
重曹とクエン酸それぞれ小さじ1/2を入れるだけ。

入れすぎると重曹とクエン酸の味が目立つので
様子をみながら調整してくださいね。

最後に、炭酸水メーカーを使う方法です。

先に挙げた2つの方法では面倒・・・という方には
この方法がオススメです。

炭酸水メーカーは炭酸水を手軽に作れるキッチン家電で、
専用のボトルに水を入れて機械にセットするだけ！

炭酸水メーカーを使えば、抜けた炭酸飲料も
簡単に炭酸を注入できます。

炭酸が抜けてしまうと、
本来のさわやかな味わいが十分に楽しめないです。

これらの方法で簡単に炭酸を楽しむ時間を
長く確保していきましょう。