料理に鮮やかな彩りを添えてくれるいんげん。
炒めものや煮物、和え物など様々な調理で使える便利食材です。
普段の食事やお弁当など、色々なシーンで重宝している方も多いのではないでしょうか?
少しでもいんげんを美味しく食べるには下処理も大事!!
そこで今回は、いんげんの下処理方法や美味しく仕上げるためのゆで方などを紹介します。
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すじ取りがポイント!いんげんの下処理方法
いんげんの下処理には基本的に食感が悪くなるすじを取る必要があります。
特に専用の道具などは必要なく、すじの取り方に決まりがあるわけでもありません。
一般的ないんげんの下処理としては、洗って水気を切りヘタを先端に向かって手でポキッと折り、そのまま下に優しく引っ張るだけです。
そうすることで、すじがスーっと一緒にとれていきます。
あまり強く引っ張りすぎると途中で切れてしまうことがあるため注意が必要ですが、いんげんの下処理はこれで完成です。
また昨今では品種改良が進み、すじのないいんげんやすじの薄いいんげんが出回るようになりました。
すじのない品種の場合はすじ取りの下処理は不要のため、いんげんの上下のへたを手でむしるか、見た目をキレイにしたいという場合は包丁で切り落とせば完成です。
見分けがつかない場合は、いんげんの端を折りヘタにすじが付いてくるかこないかで判断すると良いでしょう。
下記動画では、いんげんと豚肉、卵を使った炒め物が紹介されています。
秘伝のタレを使った香りと彩りがそそる一品で、いつも胡麻和えやお浸しなど副菜として食べているという方、ぜひ試してみてください。
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美味しく仕上げるポイント!2つのいんげんの茹で方
すじを取り下処理を終えたら、次はいんげんを茹でます。
食感を損なわず美味しく仕上げるにはゆで時間がポイント!
いんげんの厚さや大きさなどでゆで時間を変えることがおすすめです。
基本のいんげんのゆで方
沸騰させたお湯に塩(水1リットルに対し大1くらいの目安)を入れ、いんげんを投入します。
いんげんの大きさなどにより時間は変わりますが、一般的な大きさの物であれば2~3分程度。
冷凍保存や加熱料理に使う場合は1~1分半程度で十分でしょう。
ゆでたいんげんを色止めのため、水または氷水に入れます。
食感や栄養素の流出を防ぐよう10秒程度でサッと一気に冷まします。
いんげんはゆでた後ざるにあげたまま冷ますと色味が黒っぽくなってしまうので、キレイに仕上げたいという時はこの工程がポイントとなります。
電子レンジを使ったいんげんのゆで方
朝の忙しい時間やコンロが埋まっている時など、時短で簡単にいんげんをゆでたいという時におすすめなのがレンジを使う方法です。
やり方はとても簡単で、下処理をしたいんげんをさっと水で濡らしラップで包んだら、いんげん100gに対し600wで90秒加熱するのみです。
レンジを使う場合も、色止めのため冷水にサッと浸けて冷ますと良いでしょう。
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下処理しゆでたいんげんの保存方法
いんげんは幅広い料理方法で使える上に、冷凍保存にも向いていてとても便利な食材です。
しかも料理に彩りを添えてくれる存在でもあるため、多めにゆでて冷凍ストックしておくのがおすすめ!
冷凍する場合はゆでてからの方が、素材の味や色を保つことができので、生のいんげんではなく、茹でたいんげんをストックしておくと良いでしょう。
保存方法は下処理をしゆでたいんげんをしっかりと冷まし、使いやすい大きさにカットしたら、ジッパー袋に入れて冷凍するだけです。
予めカットしてあることで解凍せず料理に使えますし、和え物などに使用する場合は自然解凍で美味しく食べることができます。
保存期間は1ヶ月程度となりますので、食事やお弁当など色々な料理に使いながら美味しく消費していきましょう。