春ならではのごちそうと言えば山菜。
皆さまにとって山菜はなじみのある食べ物でしょうか?
旅行先などで楽しむ方も多い一方で、最近では栽培もされスーパーなどの店頭に並ぶようになり手に取りやすい食材になっているようです。
そんな山菜の中でも、アクが少なく食べやすいと評判なのがこごみです。
今回はこごみの下処理方法について!保存方法とおすすめの食べ方と合わせて紹介します。
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こごみの下処理方法!あくぬきは必要??
こごみはアクが少ないことが特徴ですが、山菜は取ってから時間の経過とともにアクがとんどん強くなっていきます。
茹でる場合と茹でない場合とで分け、早速こごみの下処理をしていきましょう。
- 水でこごみを洗い、汚れなどを落とします。
特に山菜狩りで採取したものには、枯れ草や虫が先端に入っていることがあるので、よく洗いましょう。 - 根元の硬い部分1cm程を切り落とします。
茹でる場合
水1リットルに対し塩20gを入れ2%の塩水を作り、沸騰させたお湯に②のこごみを入れます。
和え物の場合は1分~2分程度茹で、氷水で色止めしたら完成です。
茹でない場合(炒め物や天ぷらに使用)
葉が丸まっている先端部分と茎の部分に切り分け、10分程度水に浸けアクを抜きます。
その後、水気を切ったら完成です。
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こごみの保存方法
こごみは冷蔵、または冷凍で保存することができます。
こごみを冷蔵保存する場合、生の状態で洗わずに新聞紙に包み、通気性の良くするため穴を開けた袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
保存期間は2~3日のため、すぐに使う予定がある時におすすめです。
そしてこごみを冷凍保存する場合は茹でる場合の下処理、お湯で30秒~1分程度固めに茹で氷水で色止めし、水をよく切ります。
それを小分けにしたらラップで包み、ジップロックで密封し冷凍庫で保存します。
食べる際は自然解凍し調理しますが、冷凍したこごみは和え物やお浸し、汁物などに使うようにしましょう。
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こごみを使ったおすすめレシピ
こごみのおすすめの食べ方ですが、定番は何と言っても他の山菜同様に天ぷらです。
他には和え物やお浸しもおすすめで、お浸しならば鰹節にポン酢、和え物ならばくるみやゴマ味噌、マヨネーズ系などがおすすめです。
こごみのごまマヨ和え
- ボウルに、白すりごま・マヨネーズ・めんつゆ(各大1)を入れ、よく混ぜます。
- 茹でて必要に応じてカットしたこごみ(100g)を、①に入れ和えたら完成です。
※お好みで白ごまやかつお節をかけてどうぞ。
そして上記のようなこごみの食べ方だけでなく、意外にもパスタの具材としても美味しく食べることができます。
こごみとしらすのペペロンチーノ
- パスタ(2束)を表記通りに茹でている間に、フライパンにオリーブ油(大2)・みじん切りにしたニンニク(1片)・鷹の爪(1本)を弱火にかけます。
- ニンニクの香りがしてきたら、お好みの量のこごみとしらすを加え、塩コショウ(適量)で味をつけます。
- 固めに茹でたパスタと茹で汁(適量)を②に入れ、麺が好みの固さになるまで加熱したらパセリ(少々)を加えて完成です。
アクが少なくクセも少ないため、山菜の中でも比較的食べやすく好きな方も多いのがこごみです。
まだ食べたことがないという方、ぜひこの機会に春のごちそうをお楽しみください。