お正月に口にすることが多いお餅。
お雑煮や焼き餅など、
ついつい美味しくて食べてしまいますよね。
この餅つき年末に行うもの?
それとも正月??
今回はちょっと気になる
餅つきの由来についてお伝えします。
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正月時期に餅つきをする意味や由来は?
日本でのお餅は行事に欠かせないものです。
餅は、『望』を意味しており、
家族みんなが幸せで希望が叶うように
という願いを込めて、
神仏にお供えし、おめでたい儀式に
用いるのしきたりでした。
もちを食べることで、神の霊力を体内に
迎え生命力の再生と補強を願い、
1年で最も重要な神祭のお正月を年玉(年魂)といい、
昔は家族やゆかりの人たちに餅を配る風習がありました。
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餅つきは年末と正月どっちがいいの?理由は?
餅つきはお正月に行われていますが、
これは正月が家に歳神様を迎え、祝う行事のためです。
歳神とは1年の初めにやってきて、
その年の作物の豊作と家族の健康を
約束してくれる神様です。
お正月に飾りつける
門松やしめ飾り、鏡餅は、
すべて歳神様を心から歓迎するための
準備だといわれています。
ですので、
お餅を神様に供える意味合いがあるので、
餅つきはお正月に行われます。
餅つきは29日にしてはいけないのはなぜ?由来は?
餅をつく場合には『九もち』といい、
『苦』につながる29日はさけ、
28日までにすませる風習があります。
語呂合わせが起源と言えそうですが、
29日に餅をつかないのは
2重に苦をつく「2重苦」が
忌み嫌われていたからです。
ただし、地域によっては、
逆に2『フ』9『ク』で福がくるとして、
あえて29日につくところもあります。
31日に餅をつかない地域もありますが、
これはお葬式のように一夜飾りになるため
縁起がよくないといわれているためです。