新たな年を迎えると、
その1年平穏に暮らせる様に・・・

そして昨年１年の感謝を伝える為に
初詣に行きますよね。

初詣とは、いつから行われていたのか
意味を知りたいと思いませんか？

知ることで、初詣への気持ちも
少し変わって見えるかもしれませんよ！

今日は初詣の由来についてお話しましょう。

お正月に初詣に行く意味や由来は鉄道が関係してる？？

初詣とは誰もがご存知ですが、

新年に神社や寺院へ1年の感謝と新しい1年を
無事に過ごせる様にと参拝する儀式をいいます。

初詣の起源は「年籠り」と呼ばれる
家長が新年を平安に暮らす為に、

大晦日の夜から元旦の朝まで氏神の社、
現代でいう神社に籠る儀式から始まります。

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そして時代が移り変わり、
年籠りから大晦日に行われる「除夜詣」

元旦の早朝に行われる「元旦詣」と
行事が分割される様になりました。

これが現在でいう「大晦日・初詣」の
原型というわけです。

江戸時代末期までは、
この2つの行事を「恵方詣」といい、

毎年1月1日にその年の年神様が
居るという恵方の方角へ
参拝し祈願するという風習が一般的でした。

明治維新以降、日本の文化も大きく変わり、
恵方詣の参拝方法が次第に変わりました。

その理由には「鉄道の普及」によるもの。

従来信仰のあった神社へのアクセスが
容易で利便性が高くなった事。

銘々に恵方を宣伝し始めたため
恵方の意味が埋没することになりました。

初詣で破魔矢が売られている由来は？なんで矢だけ？？

神社や寺院でお正月の縁起物として
破魔矢が売られていますね。

弓矢の矢だけどうして？

と思いますよね。

破魔矢はこの文字通りの意味を差していて、

魔物を破壊する

という意味で
厄払い・魔除けのお守りとして存在しています。

新年の縁起物として並ぶ理由も
おのずと解ると思います。

新しい年の早いうちに邪気払いを行い、
一年を無事に過ごせる様にとしたものです。

また、古くはお正月に「射礼（じゃらい）」という
弓師がそれぞれの腕を試す行事がありました。

競技に使われる弓を「ハマ」と呼ばれていて、
競技に勝った者が豊作に恵まれるとされていたもの。

その「ハマ＝破魔」が
掛けられているとも言われています。

初詣のお賽銭の決まりは？おみくじの由来って？？

お賽銭には決まりはありません。

しかし、語呂合わせで
避けられている金額が異なります。

10円は、遠縁とも読めるため

「願い事と縁遠い」

という意味に繋がる為、避けられています。

逆に、好まれる金額は、

といった意味合いとなります。

また、初詣ではおみくじを引くと思います。

新年ではなくても運試しとして引くものですが、
実は願い事と違う結果が出た場合に、
何度も引いてもよいものです。

お守りの期限ってある？なし？
 

その中で最も自分が望んだ結果が
出たものは手元に残し、

そうでないものは神社内に、おみくじを
結ぶところがありますのでそこで奉納しましょう。