あんこうの美味しい季節がやってきます!
あんこうの美味しい食べ方には
色々ありますが中でも「あんこう鍋」
一緒に肝も付いて来て、
このまま煮てしまっていいのかどうなのか?
迷う事があると思います。
お家であんこう鍋を作るには??
さて、今日はあんこう鍋、
そして肝についてご紹介して行きましょう。
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あんこう鍋の作り方は?肝の下処理方法は?
あんこう鍋をしようと思うと、
パックに一緒に肝が付いて来ると思います。
切ってそのまま入れてしまったら、
さっぱりとしたあんこうの身を
ただ楽しむだけの鍋になってしまいます。
あんこう鍋に使う肝は、
実は鍋スープの味として使うのです!
あんこうの肝の下処理は、
お湯にサッとくぐらせて、ため水でヌメリを取ります。
その後、あん肝を包丁で細かく叩き、
土鍋で乾煎り(からいり)します。
網などで、こしてもいいですよ!
肝に火が入ったら焦げない様に
酒を入れてのばし、みりんや水を加え
最後に味噌を入れれば、
あん肝スープの完成です!
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あんこう鍋の食べ方
あんこう鍋は関東地方の代表的な鍋料理ですが、
主に茨城県が名物としている様です。
多くは味噌味で、
他にも醤油味でも楽しまれています。
肝から出る脂によりスープが濁る事から
どぶろくをイメージして
「どぶ汁」などとも言われています。
食べ方はあん肝スープに好みの野菜、
・肝
・とも(胸びれ・尾びれ)
・ぬの(卵巣)
・だい身(身の部分)
・胃
・えら
・皮
といった部位があり、
骨以外はほぼ全て食べられ捨てる所がなく、
上記の7部位を「あんこうの7つ道具」と呼ばれています。
あんこう鍋の肝の栄養やカロリーは?
あんこうの肝、気になるカロリーは、
100gで約445kcal!
結構なカロリーですよね。
それもそのはず、栄養のほとんどが脂質で、
100g中の脂質が41.9g
しかし、ビタミンA(レチノール)の含有量が
豊富で、8300μgも含まれています。
脂溶性ビタミンで、目や皮膚の粘膜を
健康に保つ働きがあります。
抵抗力をアップさせる働きも持つので、
冬場、風邪が流行る季節でもあるので、
取りたい栄養ですね。
また、脂質といえばDHAとEPAが多く、
DHAは3600mg
EPAは2300mg含まれていて、
厚生労働省は
1日1g(1000mg)以上摂取する事が望ましい
とされるほど、この2つの栄養素の
摂取量が日本人は少ないです。
不飽和脂肪酸を摂取することで生活習慣病を
抑止出来るとされていることで提唱されているものです。
しかし、あん肝の場合には
コレステロールも付き物で、
これもまた数値が高く560mgもあります。
あんこう鍋で食べる程度であれば
入れる量にもよりますが
さほど気にはならないところですし、
頻繁に食べるものでもないと思いますが、
コレステロールやカロリー制限されている持病を
お持ちの方は食べ過ぎに注意が必要ですね!