子供の日に鯉のぼり!
風が丁度良い日には、大空を気持ちよく
泳ぐその姿は壮観ですよね。
鯉のぼりの1番上で泳ぐのは
「吹き流し」といいますが、
今日はこの吹き流しに注目!
意味や由来などについて解説しましょう!
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鯉のぼりの吹き流しの由来は?色にも意味があった!?
吹き流しとは鯉のぼりの
一番上で泳いでいるもの!
魚には見えず近所の子供は
「タコ」だの「イカ」だの言っていました(笑)
確かに見えなくもないですよね。
しかし、この「吹き流し」は
鯉のぼりよりも前に歴史があるのです!
吹き流しは戦国時代より始まります。
戦が終わった後に災いが終わり、
今後災いが起きない様に・・・と
魔除けとして幟(のぼり)に付けたのが始まり。
そして吹き流しには現在、様々ありますが
5色で出来ているものがあります。
古代中国の”陰陽五行説”から
その色は伝わっているといいます。
万物は、「木・火・土・金・水」の
元素より創られているとされ、
それらが影響を与えることで、
変化・循環するという考え方です。
青・・・木 ※緑
黄・・・地
白・・・金
黒・・・水 ※紫
という意味があり、
吹き流しはそれを表現しているといいます。
また、かつての吹き流しは
家紋を入れて上げていましたが、
そこへ五行説が組み込まれたものとされています。
現在では5色の吹き流しではなく、
家紋やお子さんの名入れをし、
鯉が描かれているものなどがあります。
鯉のぼり以外にも吹き流しって名前のものがある!?
鯉のぼり以外にも「吹き流し」を見る時があります。
高速道路や空港などで見た事はありませんか?
そう、あれも吹き流しというのです。
筒状である事は同じく、
ヒラヒラとしているかどうかの違いです。
吹き流しは大まかに目視で
風の様子を見る為に設置しています。
風がとても強いと吹き流しは並行になります。
ちなみに・・・扇風機など家電量販店で
売られている時にヒラヒラが付いてますよね?
あれも実は「吹き流し」といいます。
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鯉のぼりの吹き流しの結び方は?
他の鯉のぼりも同様ですが、案外と
口金からの結び方が説明書になかったりするもの。
口輪の部分は大方予測がつくのですが、
引き揚げ用のロープに結びつける方法が
分からないという方が多い様です。
基本的に吹き流しや鯉のぼりが風で煽られて
離れて行かない様に結べばいいだけと思いますが、
こうした時は登山などでの
ロープの結び方を参考にするといいですよ!
綺麗に始末も出来るので参考にしてみてください。
なかなか現在では鯉のぼりをあげるのも
厳しい住宅状況ですが、簡易的なものでもよいので、
ぜひお子さんの健やかな成長を、
吹き流しや鯉のぼりと共に願ってみてはいかがでしょうか?