とても身近な野菜「玉ねぎ」ですが、
「新玉ねぎ」っていうのもありますね。
違いはなに?
栄養とかも違うの??
今回は玉ねぎと新玉ねぎについて注目!
ご紹介しましょう。
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新玉ねぎと玉ねぎは栄養やカロリーも違うの?
新玉ねぎと玉ねぎの栄養やカロリー、
呼び名が違うのであれば
きっと含まれるものも違いがあるのか?
実際には栄養もカロリーも
変わりがありません。
ビタミンB1やB2、C、カルシウムなど。
カロリーは中玉1個でおおよそ72kcal。
また辛みの成分である「硫化アリル」も
同様に含まれていますが、
新玉ねぎは辛みが少ない点をいえば
一般的な玉ねぎに比べ多少少ないともいえます。
その分、生食に向いていて、
水にさらしたり加熱することで
壊れてしまう面から言えば、
新玉ねぎはサラダなどにして食べた方が
効率良く摂取出来るという点があります。
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新玉ねぎと玉ねぎの特徴の違いは?その見分け方は?
明らかに違いがあります。
それというのも新玉ねぎは、
黄玉ねぎや白玉ねぎを早取りし、
乾燥をせずに出荷されたものなので、
皮が薄く全体的に白っぽいのが特徴です。
他にも赤玉ねぎや小玉ねぎなどを
早取りした新玉ねぎもあります。
一般的な玉ねぎは日持ちを良くするため、
収穫から1ヶ月ほど乾燥させて出荷されるので
あの独特な茶色い乾燥した皮に変化しています。
その他、新玉ねぎは乾燥していない分、
水分が多く柔らかいのが特徴。
始めにもお話ししましたが、
新玉ねぎは辛みも弱く甘みがある!
という事から生食向けであるのです。
乾燥していない分、あまり日持ちが効かないので
なるべく早めに食べきるようにしましょう。
購入したらビニール袋に入れてから
冷蔵庫で保存しましょう!
新玉ねぎと玉ねぎの時期にも違いはあるの?
新玉ねぎの時期は産地によっても異なり、
例えば玉ねぎで有名な
北海道産と愛知産とで違いをお話ししましょう。
北海道は2~3月に種を蒔き、9~10月に収穫し、
9月~翌4月頃まで出荷が続きます。
愛知は4~7月に収穫し出荷としています。
北海道では主に一般的な玉ねぎの出荷が多く
北海道の玉ねぎの出荷が終わった後に
本州の新玉ねぎが出回るといった感じです。
実は北海道の玉ねぎと愛知県の
伝統野菜とでは形も異なり
それぞれ元の品種が違うのはご存知ですか?
北海道の玉ねぎは明治時代に
「イエローダンバース」という品種から分化したもので、
愛知県のいわゆる新玉ねぎと呼ばれる
平らな形のものは「愛知白早生」といい、
「ブラン・アチーフ・ド・パリ」という
フランスの白玉ねぎから改良されたものです。
以前までは道産新玉ねぎは作られていない
などとされていますが、
現在では品種改良も進み、
道産新玉ねぎも並ぶ様になっています。