鈴を付けた様な姿が可愛い”すずらん”
寒さに強く北海道でも咲くほど!
強く・たくましく・土も選ばない
手のかからないお花です。
毎年花を咲かせるので
楽しんで育てられます。
今回はそんな、すずらんの育て方をご紹介します!
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すずらんの花が咲かない原因は?植え替えの時期はいつ?
手間がかからない花とはいえ、
実は思わぬ落とし穴があり、
稀に花が咲かずに葉だけが
のびのびと育つ場合があります。
そのため花が咲かないことがあります。
1つに肥料をあげすぎること。
実はすずらんは痩せた土で、
それほど肥料を必要としません。
本来、高山の栄養のない土地に育っているので、
土を変えて構わないことが丁度いいです。
2つめは鉢植えの場合は、
根が張り過ぎてしまっている場合があります。
大きめの鉢やプランターに植え替えるか、
地植えにしてしまうとよいでしょう。
植え替えは休眠期に!
11月~12月と3月が最適です。
すずらんは根がよく張るので、
1~2年に1度を目安に行いましょう。
また、水はけはよくしてください。
根が腐りやすくなります。
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花後のすずらんの育て方の注意点は?
すずらんが終わった後、
葉をもいでしまわないでください。
葉から栄養を吸収して、地下茎へと養分を蓄えて、
来年のために土の中で成長します。
そのため葉をすぐに切ってしまうと、
年々株が小さくなって
最後には消えてしまうということも!
そのままにし葉が黄色くなり始めたら
栄養を蓄え終わり枯れて行くだけなので
ここで切ってしまう分には構いません。
葉を切る時には注意を!
すずらんには葉や花、
根など全てに毒があります!
口に入る事がなければ問題ありませんが、
触った手はすぐに水で洗いましょう。
すずらんの育て方!管理方法と増やし方は?
すずらんは高温多湿が苦手な植物で、
水はけのよい赤玉土6に対して腐葉土4を
混ぜたものか、花と野菜の土でいいです。
実は地植えにするとそれほど水を与える必要がなく、
鉢植えの場合は土が乾いたら与える程度に。
すずらんの開花は4月~5月。
半日陰が最適です。
そもそも木々が多いところで育つため
木漏れ日程度で育つのですが、
極端に日陰・陽の当たる場所となると
育たなかったり枯れてしまうといった事になります。
庭木の根元などに植えると丁度よいと思います。
肥料は花芽を持ち始めた頃、3~4月にほんの少し、
それもゆっくりとなじむものがおすすめです。
腐葉土などを与えている土であれば
それほど肥料は与えなくても育ちます。
葉を傷めてしまうと翌年の花を咲かせない!
などといった原因になります。
さて、増やし方は
植え替えと同じ時期、株分けで増やします。
花芽が膨らんだのを確認し、
1株が4~5株ほどになる様に分けます。
あまり分け過ぎてしまうと
成長がよくないので注意が必要です。
また、害虫病などの心配無し!
毒を持っていることを虫もわかっているのか、
虫すら寄って来ません。