オリーブは寒冷地以外の地域であれば
簡単に育てられる植物。
鈴なりに実を付ける姿は
可愛らしい印象もあります。
室内なら寒冷地でも育てられる?
今回はオリーブの育て方についてご紹介します。
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オリーブの種類はどのくらいあるの?実を付ける品種は?
ひとくちにオリーブといっても
実はいくつか種類があります。
オイル向きの実を付けるものや加工用品種など
分かれていたりするものなのです。
中でもポピュラーな品種は
・ルッカ(オイル用)
・ネバディロブランコ(オイル用)
・マンザニロ(食加工用)
・ミッション(オイル・食加工用)
中でもミッションは真っすぐと立てに育ち、
銀白色の葉がキレイということでも人気です。
オリーブは同品種のみで出来ないので、
実を付けさせる場合は別な品種も合わせて育てる事が必要です。
・マンザニロ×ルッカ
・ルッカ×ネバディロブランコ
・ネバディロブランコ×ミッション
これらの組み合わせは相性がいいとされています。
ちなみに収穫した実の使い方ですが、
そのまま食べるには非常に渋が強いのであく抜きが必要。
収穫時期は塩漬けならば青いうちか赤く色づき始めた程度までに
収穫するのがベストで塩漬けにしやすいといいます。
なお、あく抜きには苛性ソーダを使うとありますが、
劇薬で手に入らないので重曹を使う方が早いです。
実の量にもよりますがコーヒー瓶(150g)に入る程度なら、
重曹大さじ1を加えて1ヶ月置いた後に
塩漬けやオイル漬けなどにするとよいでしょう。
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オリーブを室内で鉢植えで育てる場合のポイント
オリーブは原産が地中海や中近東など
ほどよく温かい地域の植物です。
寒冷地での地植えは厳しい環境になってしまいます。
気温マイナス2~3度程度であれば
寒さに耐えられない事はない様です。
寒冷地ではオリーブを室内で育てるなら
まだ可能なのではないか?と言った所です。
住宅事情によって冬場の室温が、
オリーブが耐えられる寒さを下回る場合は
難しいかもしれませんが保っているなら育てられます。
室内で育てる場合は日当りのよい窓辺当たりが最適。
土は乾燥傾向で育てるため
受け皿に水が溜まらない様に気をつける事がポイント。
根を深く張って育つので2年に1度は
鉢の大きさを変えて植え替えを行いましょう。
オリーブの葉が落ちる!黄色くなる原因は?
オリーブを育てていて起こるトラブルに多いのは、
・葉が落ちてしまう
・葉が黄色く変色する
この2つが多い様です。
オリーブは乾燥傾向で育てる反面、
適度な水分が必要な植物です。
水があまりに不足すれば枯れて黄色くなって落ちてしまいます。
他に鉢で育てる場合に起こりえる事といえば、
植え替えせず根が詰まってしまっていたり、
通気が不足していることで起こりえる事があります。
根詰まりには植え替えが必要です。
タイミングは12月頃に実施、
また、夏は屋外で育てる事がベストです。
剪定は邪魔な枝を切る程度!
肥料は地植えの場合には年に1度、
鉢植えは3~6月頃に与えるとよいそうです。