南国フルーツの代表格である
パイナップルですが、
スーパーなどではカットされた状態で
販売されており食べる機会は多いと思います。
果物として食べるだけではなく、酢豚など
料理に使われることもあるパイナップルですが、
含まれている栄養には
どのような効果があるのでしょうか?
今回はパイナップルの栄養を中心にみていきましょう。
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パイナップルの栄養やカロリーはどれくらい?酵素も注目!?
パイナップルに含まれている栄養は、
ビタミンC、ビタミンB1、B6、マンガン
カリウム、クエン酸、ブロメリンなどがあります。
カロリーはパイナップル1個当たり258kcalで、
5切れ食べたとしても44kcal程度と
かなり低カロリーです。
缶詰のパイナップルになるとカロリーは少し高くなり、
大きめの缶詰で374kcalとなります。
そしてパイナップルのブロメリン
という成分には酵素が含まれています。
この酵素は
タンパク質を分解する働きが優れており、
その働きのおかげで胃腸の負担を軽減し
消化吸収を高めるという効果があります。
よく酢豚にパイナップルが入っていますが、
これは酢豚の甘酸っぱさを増幅させる働きがあります。
さらにクエン酸やリンゴ酸が
食欲を増進させるという働きもありますので、
酢豚にはパイナップルとなったようです。
しかしブロメリンは熱に弱いので
熱し過ぎると効果を得られなくなります。
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パイナップルの栄養に含まれる効能や効果は?
ビタミンC
美容効果の他に免疫力を高めて風邪の
予防をしたり、疲労回復にも効果があります。
ビタミンB1
ビタミンB1が不足すると
・イライラする
・疲れやすくなる
・集中力が低下する
といった状態になります。
これらは糖質のエネルギー代謝が
悪くなることによっておこるのですが、
ビタミンB1は糖質を分解する酵素の働きを助けて
エネルギーに変えるという働きがあります。
ビタミンB6
タンパク質を分解しアミノ酸に変えたり、
アミノ酸を別のアミノ酸に組み換える酵素の
補酵素としての働きを助けるといった効果があります。
マンガン
骨や皮膚などの形成に関わる
エネルギーの生成に効果があります。
カリウム
高血圧予防や動脈硬化予防に効果があります。
クエン酸
消化促進や疲労回復などに効果があります。
その他には脳梗塞予防や心筋梗塞予防に効果があるなど、
とても体に良い働きをしてくれる成分があります。
パイナップルの缶詰やジュースにも栄養はあるの?
生食だと豊富な栄養素を誇っていましたが、
缶詰やジュースにも同じような栄養が
含まれているのか気になるところです。
・缶詰
パイナップルの成分の中には
熱に弱いものが含まれています。
加工する段階で熱を加えていますので
酵素やビタミンCはなくなってしまいますが、
その他の成分は残っていますので効果は期待できます。
・ジュース
濃縮還元とストレートの2種類がありますが、
栄養面での大差はなく、
どちらも同じような栄養が含まれています。
パイナップルジュースは
ダイエット向きと言われており、
ブロメラインとビタミンB1の働きに期待がもてます。