暑い季節になるといつの間にか
大量発生するコバエ。
これぞ、夏の風物詩・・・。
と、ほのぼのなんてしていられません!!
どこから来たの?どうすれば駆除できるの?
二度と発生させないためには!?
これを機会に、
コバエの大量発生について勉強しましょう!
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コバエの大量発生の原因は何?
「コバエ」とは小さなハエの総称です。
コバエという種類は存在しません。
ハエの中で体長が2~3ミリなど
微少なハエ類をコバエと呼んでおり、
原因によって出没する種類も異なってきます。
大量発生の過程は、まず、1匹のコバエの成虫が
外から家の中にやってきます。
数百もの卵を産み付け、1~2週間ほどで
成虫となり、飛び回るようになります。
卵や幼虫は見つけにくいので、
突如、大量発生したかのように見えるのですね。
そして、コバエは生死のサイクルが早いため、
一旦発生するとどんどん増えていってしまい、
これが大量発生の原因となっているのです。
では、どこに卵を産み付けるのでしょうか?
コバエは酵母の臭い、平たく言えば
腐った臭いに集まってきます。
ご家庭でコバエが卵を
産み付けやすい(発生しやすい)場所は、
野菜や果物などの生ごみが発生しやすい
台所・ゴミ箱まわり(ショウジョウバエ類)
観葉植物や菜園などの培土・有機堆肥が
ある植木鉢のまわり(クロバネキノコバエ類)
動植物の死骸・排泄物がある、
カブトムシやクワガタの飼育用のケース(ノミバエ類)
へどろや水垢がある、排水溝・浴室や
トイレなどの流し(チョウバエ類)
以上が主にあげられます。
これらの場所から生じる腐った臭いが、
コバエの大量発生へと繋がるわけですね。
コバエの大量発生を防ぐ対策は!?
外から入ってくる初期侵入のコバエを
防ぐために、窓・ドアを開けない!
というのは、ほぼ不可能ですので、
上記に示した場所から腐った臭いが
少しでも発生するのを防ぐため、
小まめに掃除をすることをお勧めします。
生ごみなら1日ごとにまとめて密封し捨てる。
1週間以上は放置しない。
腐葉土などは、小まめに新しい土に替えるか、
植木鉢などを思い切って外に置く。
水回りは排水溝の中まできれいにする、
お風呂は使用ごとにお湯で壁面・床面を洗い流し、
洗剤や皮脂汚れをなくす。
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一旦、大量発生したコバエを駆除するには?
小まめに掃除をしても、
コバエの嗅覚と繁殖能力には
かなわない場合も多いと思います。
そこで、薬局などに売っている
コバエ駆除剤を利用することをお勧めします。
発生場所によって駆除方法を変え、
・台所回りは「誘引捕獲器」
・植木鉢回りは「ハエトリ棒」
・部屋内ですと「プッシュ式スプレー」
以上を利用に効果があるそうです。
コバエに悩まされないためにも、
ぜひ傾向と対策を知っておいてください!