空気が乾燥する秋に増える「喘息」
風邪かな?と間違いやすく
それでいて、咳がまったく止まらない!!
秋に起きる喘息の原因や、
症状・対策などご紹介していきます。
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大人にも多い!秋になると喘息が!原因はアレルギー?
元々、喘息であったり、
その逆に喘息ではなかったのに咳が止まらない!
ここ10年ほどで急激に
大人の喘息が増えているといいます。
その原因には「アレルギー」が関連しており、
気道の炎症により空気の通り道が
狭くなり発作を起こします。
他にも心因性であったり大気汚染、笑い過ぎ、
食べ過ぎなどでも発作を起こす事があります。
ちなみに、笑い過ぎは呼吸運動が引き金になり、
ゼイゼイと発作を起こすので、
気道過敏症の可能性が非常に高いです。
食べ過ぎは横隔膜を圧迫する形で起こり、
ウェストのきつい衣類を
着用している時にも起こすことがあります。
この状態で発作が起きているのであれば確定です!
早めの治療を行いましょう。
さらに、秋にも「花粉症」があるのはご存知でしょうか?
秋は”ブタクサ”による花粉症が一番多いとされ、
誘発されて喘息の発作を起こす場合があります。
なお、喘息発作が起こりやすい時期は、
前日の気温より「5度以上低下した時」に
最も起こりやすいので要注意です。
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秋の喘息の症状は悪化した場合は大変!?
喘息というと、子供の病気に思われがちですが、
大人になって初めて発症するケースもあり、
年間2000人の方が亡くなっています。
大人喘息は1度発症すると治りにくく、
風邪と間違えて風邪薬を服用し続けた事で
こじらせてしまったケースが多いです。
痰が白かったり、熱はなく
それでいて毎年同じ時期に咳が長く続く!
といった場合は喘息を疑ってみましょう。
気道を通るときの音が非常に独特で、
喘息の方が身近にいらっしゃる場合に
耳にした事があると思いますが、
”ヒューヒュー”や”ゼェゼェ”といった音
これは「喘鳴(ぜいめい)」といい、
とても苦しい状態になります。
特に秋は「家ダニ」が
最も繁殖する時期であることと、
急激に気温が下がるなど気候の変化などで
その影響を受けやすくなります。
秋の喘息にならないための対策は?
アレルゲンを排除するという面では、
部屋の掃除、寝具の洗濯、布団を干す
といったことをこまめに行うようにします。
マスクの着用や、エアコンを使っている場合には
フィルターの掃除といった事を行う事で、
ハウスダストの除去を徹底します。
また、ストレスなどは免疫力を落とすので、
軽い運動を取入れるなど
上手にストレス解消を行う様にしましょう。
咳が長引く場合や咳の合間(息継ぎの時)に
胸から喘鳴が聞こえる場合は直ちに受診しましょう。