暑くなってくると思い出したように
食べたくなるのが冷やし中華。
そんな冷やし中華の具材といえば、
ハムやトマト、卵、そしてきゅうり
などが王道ですよね。
とりあえずこの食材があれば、
赤・黄・緑が揃うので見た目にも綺麗になります。
その中でもきゅうりは見た目にも
食感としても欠かせない食材ですが、
下ごしらえの仕方って意外とはっきり
分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで、ここでは冷やし中華のきゅうりの
料理法や豆知識などについて紹介したいと思います。
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冷やし中華のきゅうりって皮を剥くの?剥かないの?
基本的なことですが、まず
きゅうりの皮というと、
剥く人もいれば、そのまま食べるという人、
間隔をあけて剥きストライプの模様にするという人、
大きくはこの3パターンに
分かれるのではないかと思います。
基本的に、水洗いをしっかりすれば
きゅうりの皮は食べても問題ないです。
皮の剥き方に関しては
見た目と食感の好みの問題です。
剥かない状態であれば、濃い緑色が目立ち、
パリッとした固めの歯ごたえになります。
全て剥くと白に近い緑色で柔らかい食感に!
ストライプは華やかな印象を与え、
食感は剥く剥かないの間を取ったという感じですかね。
ですので、皮の剥き方に関しては
好みに合わせて好きなようにすれば良いということです。
冷やし中華をおいしく食べるためのきゅうりの下ごしらえ
美味しく食べるために一手間 !
ちょっとした手間で美味しくなるのが
料理のおもしろいところです。
きゅうり一つでも、より美味しく食べるための
下ごしらえを知っておくと良いですよ。
まず、きゅうりには灰汁(アク)があります。
食材に含まれる苦みや渋みのことですね。
それは皮のすぐ下にある
維管束という部分に多く含まれています。
その灰汁を取り出す方法を紹介します。
1.ヘタと本体部分をこすり合わせる
きゅうりの端のヘタ部分を
2センチ程切り落とします。
その切り落としたヘタの切り口と
切り落とされた本体の切り口を
合わせて、こすり合わせます。
切った部分を元に戻そうとするようなイメージですね。
そうすると、中から液体が出てきて、
灰汁も外に流れます。
2.まな板で転がす
きゅうりをまな板に置き小さじ1杯程度の
塩をふって手のひらでゴロゴロと転がします。
これを「板ずり」といいます。
こうすると皮のすぐ下の維管束が壊れ、
灰汁が流れ出ます。
また、きゅうり特有のイボイボが
気になる場合もこれをすると
表面が滑らかになります。
最後は軽く塩を洗い流してから切る作業に移りましょう。
イボも取れて一石二鳥ですから、
こちらの方がオススメです。
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冷やし中華に使うきゅうりの切り方は千切りが1番?
冷やし中華のきゅうりは
千切りが一般的ですよね。
斜めに薄切り(斜めに輪切りする感じ)した
きゅうりを少し重なるぐらいで並べて
3~5ミリ程の幅に切っていきます。
包丁の扱いが苦手な方は、
千切り用のスライサーなどを活用すると
幅が一定で綺麗な千切りきゅうりを作ることができますよ。
ピーラー(皮むき器)で皮を剥くのと
同じようにしていくと透き通った
綺麗な帯状になるので、華やかに飾れます。
これでお花の形なんかを作ってみてもいいかもしれません。
タレもよく絡むので美味しいです。
きゅうりはイヤ!そんなとき代わりになるものは?
冷やし中華の具材は人それぞれだと思います。
あまり一般的ではないけど、
これを入れると美味しい!
とか色々ありますよね。
緑色の野菜があるのと無いのとでは
見た目の印象が随分変わってしまいます。
ぜひ、取り入れたい所なのですが、
きゅうりが嫌いな人もいますし・・・
今日はきゅうりが安くないから違う野菜でやりたい!
なんて時もありますよね。
きゅうりの代わりになる野菜というと、
ほうれん草や、カイワレ、小松菜、レタスなどが良いでしょう。
特にカイワレやレタスは茹でる手間も
かからないですし、冷たい料理に良く合います。
他にもハムを鶏肉にしたり、焼豚にしたり、
気分によってトッピングを変えて
冷やし中華を楽しむのもいいかもしれないですね。