手軽に味わえる果物みかん。
寒い時期になると食べたくなる!
という人も多いのではないでしょうか?
栄養も豊富であり、赤ちゃんの離乳食に使えるのか?
気になる方もいるでしょう。
そこで今回は赤ちゃんにみかんをあげられる時期とあげ方、
また注意点についてご紹介します。
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赤ちゃんにみかんはいつから大丈夫?
ビタミンCが豊富なことで有名なみかん。
その他にも色々な栄養が含まれています。
みかんは栄養がたっぷりで健康効果も期待できる果物のため、
赤ちゃんにもあげたいと考える方も多いでしょう。
通常、生後5~6ヶ月の離乳食初期、
いわゆるゴックン期から大丈夫だと言われています。
あげる時は外皮と白いスジをむき、
ゴックン期の赤ちゃんには消化が難しいため
房の薄皮と、あれば種も取り除きましょう。
そうして完全に実だけして、
なるべく小さくしてあげましょう。
離乳食初期や進み具合によって、
果汁のみにしたり、裏ごしやすりつぶすなど、
下ごしらえの仕方を変えながらあげる必要があります。
特にゴックン期は飲み込みやすいように、
取り出した果肉と同量の水でトロトロになる様に
2~3分煮たものをあげると良いようです。
ちなみにそのままのみかんをあげられるようになるのは、
消化能力が発達し大人の言葉が理解できるようになってくる、
2歳以降からが良いと言われています。
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赤ちゃんにみかんをあげる時は加熱した方がいい3つの理由
みかんをあげ始める時は生のみかんではなく、
加熱したみかんをあげるほうがより安全だと言われています。
酸味を抑える
特徴として酸味がありますが、
この酸味に赤ちゃんは驚いてしまうことがあります。
加熱することでみかんの酸味を和らげる効果とともに
甘みも増すため赤ちゃんにみかんをあげる時は加熱するようにしましょう。
衛生面
赤ちゃんにあげるためのみかんの果汁を絞る際、
使う道具が清潔かどうかもとても大切なポイントです。
しぼり器や茶こしの目地などに搾りかすが残りやすく、
注意してチェックすることが必要です。
万が一に備えて絞ったみかん果汁を加熱し、
衛生面に万全を期してあげましょう。
アレルギー対策
消費者庁が発表している最もアレルギーが起こりやすい品目に
みかんは含まれていません。
しかし、どんな食べ物にも少なからずアレルギーの危険性はあり、
絶対問題ないとは言い切れません。
実はアレルギー症状は加熱しないものの方が出やすいケースが多く、
加熱することで抑えられることがあります。
みかんを加熱することで風味が落ちたり、
ビタミン類が減ってしまうデメリットはありますが、
アレルギー対策として加熱したものをあげることがおすすめです。
赤ちゃんにみかんをあげ過ぎると下痢になる?
みかんに含まれるペクチンは、
便秘予防の効能が期待できますが食べ過ぎてしまうと
下痢を起こしてしまうことがあります。
そのため、あげ初めだけでなく
どの時期においても食べ過ぎには注意しましょう。
みかんを食べさせる時、
一番最初の適量はスプーン1杯。
そこから赤ちゃんの様子を見て少しずつ量を増やしていきましょう。
また時期的にみかんが購入できず、
缶詰を使いたいと考える方もいるかもしれません。
缶詰のみかんを使うこと自体は問題ないのですが、
甘いシロップに浸かっているため、
必ず水洗いをするかお湯をかけるなどし、
シロップをキレイに落としてから使うようにしましょう。