柔らかくて食べやすいイメージのあるゼリー。
ですが、離乳食などで赤ちゃんにあげても
問題ない食品なのでしょうか?
赤ちゃんの離乳食が始まるとアレルギーや食べ始めの時期など色々と心配事も出てきますよね。
そこで今回は赤ちゃんにゼリーはいつからあげられるのか?を、
あげる時のポイントや手作りレシピと合わせてご紹介します。
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赤ちゃんにゼリーはいつからあげて良いの?
赤ちゃんにゼリーをあげられるのは、3回食を開始する
離乳食後期(9~11ヶ月)頃からが適しているといわれています。
ただし、この時期からあげられるのはテングサやオゴノリなど、
海藻が原料の寒天で固めたゼリーになります。
もう1つの牛や豚のコラーゲンであるゼラチンで固めたゼリーは、
1歳を過ぎた頃からが良いと言われています。
なぜ2つのゼリーの間に食べられる時期にずれがあるのかというと、
アレルギー症状のリスクが高いか否かによります。
寒天は海藻由来のためアレルギーの心配はほぼないのに対し、ゼラチンは動物性タンパク質であることからアレルギー症状が出る恐れが高いのです。
もしもゼラチンのゼリーを食べて、嘔吐や下痢、口周りや口内の異変や体に発疹やじんましんが出た場合は、アレルギー症状の可能性があります。
なるべく早くかかりつけの医師に診てもらいましょう。
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赤ちゃんにゼリーをあげる時の3つのポイント
赤ちゃんにゼリーをあげる時は、どのようなポイントがあるのでしょうか?
1.初めてのゼリーは手作りのものをあげよう
初めてのものを食べさせる時はアレルギーなど色々と心配もあります。
だからこそ初めてゼリーをあげる場合は、
固さや甘さなどを調節できる手作りのものをあげるのがおすすめです。
薄味・柔らかめ・小さく
この3つが初めてのゼリーの基本となります。
2.市販品のゼリーは1歳を過ぎてからあげよう
市販のゼリーはゼラチンが使われている商品が多く、
甘味が強かったり添加物が気になることがあります。
そのため市販品のゼリーは1歳以降からおやつとしてあげるのがおすすめです。
そして寒天が原料の市販ゼリーであっても、香料や着色料など赤ちゃんには不向きな成分が入っていることもあります。
そういった点を考慮し市販品のゼリーを購入する際は、固さと原材料のチェックしましょう。
赤ちゃんにゼリーをあげる時は成長に合わせた固さのゼリーをあげることが大切です。
購入時にはしっかり確認しましょう。
3.市販品のゼリーは少なめにあげよう
市販品のゼリーは商品によっては離乳食後期の赤ちゃんにあげられるものもあるかもしれません。
しかし、この時期の赤ちゃんには糖分はほとんど必要ないと言われており、
市販のゼリーをあげすぎてしまうと糖分の過剰摂取になる可能性があります。
市販のゼリーは意外と大量の砂糖を使用しているため、
あげる際は少なめの量に留めておくと安心です。
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離乳食に!赤ちゃんにおすすめのゼリー3つを紹介
手作りのゼリーを赤ちゃんにあげたいという方へ、
粉寒天と粉ゼラチンの2パターンのレシピをご紹介します。
粉寒天を使ったゼリー:離乳食後期~
用意するもの
・粉寒天(2g)
・水(200g)
・赤ちゃんジュース(300g)
※おかずカップ約12個分出来上がります。
手順
- 鍋に水(200g)・粉寒天(2g)を入れ中火でかき混ぜ、ふつふつしてきたら2分程度、かき混ぜながら溶かします。
- 溶けたら火を消し、赤ちゃんジュース(300g)を加え混ぜ合わせます。
- 容器に入れ粗熱が取れたら、固まるまで冷蔵庫で冷やして完成です。
粉寒天を使ったいちごのゼリー:離乳食後期~
粉ゼラチンを使ったゼリー:1歳頃~
用意するもの
・お好みの100%ジュース(200cc)
・粉ゼラチン(2g~3g)
手順
- 粉ゼラチン全量と少量のジュースを、マグカップなどの容器に入れてふやかします
- 電子レンジ(900w)で30秒未満加熱し、残りのジュースを入れ混ぜ合わせたら、容器にうつします。
- 2時間以上冷蔵庫で冷やし、固まったら完成です。