和のテイストをインテリアにする方も
少なくありませんが、
冬の暖を取る「火鉢」を使ってみたい!
と思う方も多くいらっしゃいます。
火器であるため正しく使わなければなりません。
それでは、火鉢の使い方についてご紹介しましょう。
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暖房としての火鉢の効果的な使い方は?
古くは火鉢を置き、その前で暖を取る!
という方法が取られていましたが、
現在は暖房機具の普及にともない
利用が少ないと思いきや、
和風のテイストを楽しむ方の間では人気があります。
実際にどれだけ温かいものか?
暖房としての効果があるの?
・・・と疑問に思います。
火鉢は、江戸時代や明治時代の暖房器具で、
その使い方から
「火を絶やさない」が鉄則だった様です。
暖房効果としては、遠赤外線の効果により
火鉢の前にいる人だけは温める事が可能です。
例えば、エアコンやストーブとの併用がほどよく、
これらが部屋の空気を暖めるには
時間がかかるので、その間は火鉢を炊いておく!
といった使い方がおすすめです。
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火鉢の使い方の注意点!炭や灰の処分や一酸化炭素に注意!
火鉢の炭や灰は手入れをすることで
長く持たせることができます。
灰色をしていれば特に問題はありませんが、
汚れている場合には炭を綺麗にする必要があります。
灰に関してはふるいにかけ、
炭に至っては洗って
よく天日干しをすることで綺麗になります。
処分をする場合には、素材に寄って異なりますが、
木炭の場合は燃やせるゴミ等に出せますが、
セラミックの場合には燃えないゴミでの処分になります。
土に埋める場合、
木炭はそれほど気にはなりませんが、
セラミックの場合に灰などに吸収した油分を
苦手とする植物もあるので注意が必要です。
しかし、水はけのよい土壌を作る事が出来る
というメリットもあります。
なお、有害な物質を出すことはありませんが、
一酸化炭素を排出しますので、
きちんと換気を行いながら使いましょう。
マンションでの火鉢の使い方は?
火鉢を炊く程度であれば
匂いや煙の心配の無い火鉢は、
マンションなど集合住宅での利用も可能です。
水や油を使う食べ物を焼くと警報器が反応したり、
隣人への迷惑や、匂いが染み付くと言った事があるので、
調理をするのであれば餅を焼いたり、
干し物を炙る程度に留めておくと良さそうです。
火鉢の下には床やテーブルを傷つけない様
敷物を敷いておくとよいでしょう。
炭起こしはガスで起こす事も可能ですし、
火の粉を散らす様なこともありませんので
夜の晩酌に火鉢で干物を炙りながら
お酒を呑むなんて粋な時間はいかがでしょうか?
また、火鉢の中の炭は炎を出さないので、
上から物が落ちて来なければ燃やす事はありません。
ただ、お出かけの際には
炭を消さなければならないので、
しっかりと火消し壷に炭を入れて
でかけるようにしましょう。