甘くて身体をあたためる「おしるこ」
寒い日に頂くとなんだかホッとしますよね。
ついついもう1杯・・・
なんて思ったりもしますが、
冬場は特に意識的に行わないと動く事が少ない為、
消費カロリーが少なく、割と太り易い季節でもあります。
そこで、おしるこのカロリーや、
気になる糖質についてお話したいと思います。
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おしるこに含まれる栄養や効果とは?
おしるこは地域によっては小豆以外にも
南瓜などを使って作るところもありますが、
ここでは一般的な小豆のおしるこについて
見て行きたいと思います。
おしるこの主な原料である
小豆の栄養でお話をしますと、
煮汁はサポニンを含み、水分の代謝をアップし、
余計な塩分や老廃物を排出する
カリウムとの相乗効果で
血液中の水分のバランスを整えます。
また、小豆には糖質・脂肪を分解し、
エネルギーに変える働きをする
ビタミンB1やB2といったビタミン群により、
代謝をあげて脂肪が付きにくい身体を作ります。
なお、小豆の赤い色は「ポリフェノール」であり、
含有量は赤ワインに劣らず、老化の原因となる
活性酸素に働きかけ、肌細胞の活性化を促す事で、
美容効果が期待できます。
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おしるこのカロリーや糖質は?缶だと違う!?
おしるこは小豆が持つ糖質を分解する働きがある!
というお話をしましたが、
これはあくまでも煮汁であって、
おしるこは一度煮こぼしているため
それほどの効果はもちません。
そうともなると気になるのが「糖質」
しかし、自宅で作るおしるこの糖質や、メーカーや
お店などの砂糖や小豆の量でも違いがあるので、
はっきりした数値を出す事が出来ません。
例えば、平均的数値をだした食品栄養表などでは、
100gのカロリーは218kcal
糖質は22.3g
しかし、ここで水を入れてのばす事を考えたら、
それほどではないとも言えます。
ただ、砂糖をどれだけ入れているか?
という点で注意が必要とも思います。
上白糖であれば100g糖質が99.2gになります。
どれだけの小豆と砂糖を使い水を加え、
それが何杯分とれるかで糖質も変わって来ます。
糖質カットシュガーなどをつかえば、
わりとそれほど心配する必要は無さそうです。
おしるこは太る?ダイエット用おしるこのカロリーは?
おしるこは太るのでしょうか?
今ではダイエット用のおしるこもあります。
たとえばグルコマンナンなどを使っている
ゼロカロリーのものであれば、
その糖質は100gでも0.35g(エリストリトール除く)は
カロリーゼロといったものがあります。
そうともなれば、
特に太るといった心配はないですが、
小豆や砂糖をたっぷりと使った自家製おしるこは、
食べ過ぎにより急激な血糖値の上昇によって、
太ることはあります。
また、餅を入れたものもありますが、
餅が入ればカロリーは上ります。
餅の糖質は、切り餅1個で24.8gです。