ゆず湯といえば冬の行事。
日本では「冬至」にゆず湯に入り、
かぼちゃを食べることを昔から行っています。
実際の所、ゆず湯には
どんな効能があるのでしょうか?
今日はゆず湯の効能について
お伝えしていきます。
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ゆず湯の効能にはどんな効果が?肌が痛いのはなぜ?
ゆずにはシトラールとリモネン
という成分が含まれています。
この成分がゆずを風呂に入れることで、
身体を暖める効果や
血液の流れを良くする効果が作用し、
冷え性やリウマチ、神経痛に
効果があると言われます。
また、リモネンには
湯冷めを防ぐ効果もあるそうです。
そして、芳香成分の精油が含まれており、
香りもさわやかでリラックス効果もあります。
女性に嬉しいビタミンCが
皮部分に多く含まれており、
湯に入れることで美肌効果もアップし、
ツルツルの肌になります。
ただし、ゆずを含む柑橘類の皮には
油成分を落とす効果もあり、
この成分が肌を刺激してチクチクさせたり、
赤くなったりすることがあるようです。
肌の弱い方やお子さんが入るときは、
ゆずの量を調整したり、
長湯をしないようにしたほうがいいと思われます。
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ゆず湯に使ったゆずは食べれるの!?
ゆずを40度前後のお湯に入れて
使うと効果があります。
ゆずの入れ方は
・ゆずを丸ごと入れる
・ゆずに切込みを入れて入れる
・輪切りにして入れる
など様々です。
輪切りにして入れる場合はネットなどに
入れて使うほうが浴槽の掃除がしやすいです。
いずれにせよ、ゆずは傷みやすいので、
入浴がすんだら取り出しましょう。
丸ごと入れたゆずは、取り出した後、
皮をむいて中身を食べることも可能です。
また、ゆずの皮は乾燥させて、
ネットに入れて再利用も可能です。
ただ、一度入浴に使ったゆずを、
食べたりするのは抵抗があるようですね。
飲んだり食べたりするのなら
ゆず茶やゆずジャムにするのがおすすめ!
これらも健康にはよいとされ、
手作りされる方も多いようです。
冬至にゆず湯に入る理由は?菖蒲湯でもいいの?
冬至にゆず湯に入る由来は、
風邪を予防し、無病息災で過ごすことが
出来るというものです。
また、湯治と冬至を
掛け合わせてると言う説もあります。
日本では昔から
「ゆず湯」や「菖蒲湯」に入る慣わしがあり、
それは運気を呼び込むためとされてました。
運を呼び込む前に体をきれいにして
「清める」という風習が
「湯に入ること」だったようです。
昔は今のように毎日お風呂に入る
という習慣はなかったですからね。
ちなみに菖蒲湯は5月の「端午の節句」に
子供が健やかに育つように、
無病息災という願いで入れるようです。
ゆずや菖蒲を入れることで、
いつもと違ったお風呂を楽しむ、
素敵なリラクゼーションの1つではないでしょうか?
ちなみに2014年の冬至は
12月22日(月)ですよ。